欺き合い人狼風ホラーFPSゲーム『Deceit』が、2025年11月6日をもってサービス終了となることが公式に発表されました。
開発元であるWorld Makersは、すでにゲーム内でのトークン購入機能を停止しており、DLCの販売もまもなく終了するとのこと。
Deceit 8年間のサービスの軌跡と終了の理由

2017年にSteamで登場した『Deceit』は、感染者と非感染者が入り混じる疑心暗鬼の中で、生き残りをかけて行動するマルチプレイヤーゲーム。
その斬新なゲーム性は多くのプレイヤーを魅了し、名を広める大きなきっかけとなりました。

しかし、時代と共にゲームエンジンやネットワーク基盤は老朽化。DDoS攻撃やチート対策も困難になり、運営にかかるコストとリスクは年々増加していたといいます。
また、近年の法規制(特にイギリス)にも対応しきれず、サービスの継続は現実的ではなくなっていきました。
”Legacyモード”としてDeceit 2で実装

『Deceit』の魅力を忘れないようにと、World Makersは『Deceit 2』に「Legacyモード」を実装。
オリジナル版のスピード感や緊張感を保ちつつ、ビジュアルやシステムを現代的にアップグレードしています。
『Deceit 2』は、最新の技術基盤の上に構築されており、プレイヤーからの要望やセキュリティ課題に迅速に対応可能とのこと。こちらも同様に基本プレイ無料。

開発チームからのコメント
開発チームは声明の中で、次のように締めくくっています。
To everyone who’s played, streamed, supported, or simply shared a moment in Deceit 1: thank you. You helped shape this community, and that legacy lives on in Deceit 2 and in everything we’re building next.
『Deceit 1』をプレイし、配信し、支援し、あるいはただ一瞬でも共有してくれたすべての皆さんへ。ありがとうございます。皆さんのおかげでこのコミュニティは形作られました。そしてそのレガシーは『Deceit 2』や、私たちが次に作るすべてのものの中で生き続けています。
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