最近、ふとした瞬間にDiscordのアクティビティ機能を眺めていたところ、無料で遊べる 『Death by AI』 というゲームを見つけました。(実は話題になっていたのは結構前らしい…)
試しに遊んでみたところ、想像以上に面白かったので紹介します。空いた時間に気軽に遊べるので、ぜひフレンドとプレイしてみてください。
パーティーゲーム『Death by AI』とは?

『Death by AI』は、Discordのアクティビティ機能を使って遊べるパーティゲームです。1〜10人まで同時に参加でき、1ゲーム最短時間5分ほどから気軽に楽しめます。
プレイヤーは提示された「危機的な状況」に対して、どう生き延びるかを短い文章で回答。AIがその回答をもとに物語を生成し、生き残れるかどうかを判定します。
無事に生き残るためには、危機的な状況をうまく回避する策を即興でひねり出しましょう。
ある程度のコツはあるものの、基本的に生死の判定はAIの気まぐれ次第です。突拍子のない案で生き残ったり、現実的な名案でもあっさり死亡することも。
『Death by AI』の遊び方と流れ
豊富なゲームモード

Death by AIでは、ゲームルールやモードも豊富に用意されており、協力して全員の生存を目指す「兄弟愛」や、最後の一人になるまで生き残る「孤独な生存者」など、さまざまなゲームモードを選択できます。
有料プランに入ると、もっと様々なゲームモードを楽しめるようです。
いずれのモードも、最低でも3人以上で遊ぶと盛り上がると思います。
ルールと基本的な流れ 『Judgement Day』
ここでは、もっとも基本的なゲームモードである「Judgement Day(裁判の日)」の実際の流れを紹介します。
他のモードも、勝利条件こそやや異なりますが基本的な流れはほぼ同じです。
- ゲーム開始と同時に、プレイヤーが「危機的な状況」を出題
- 制限時間の60秒以内に、プレイヤーはどうやってその「危機的な状況から逃れるか」を140字以内で回答 (設定可)
- Discord上でAIが各回答をもとに物語を生成し、生死を判定
- 生存したプレイヤーはポイントを獲得
- 最終的に、最もポイントが多かったプレイヤーが勝利
「危機的な状況」のお題は、ゲーム側でランダム生成されるものの他に、プレイヤー自身が自由に作成することも可能です。
「乗っている宇宙船が爆発寸前」「水中で残り酸素が3分しかもたない」「暴走した殺人ロボットが迫っている」など、お題のシチュエーションはなんでもOK。
実際に遊んでみる
「お題に沿った現実的な回答」の他にも、「突拍子のない無茶苦茶な展開」や「異能力的なファンタジー展開」など、おかしな回答にも対応しているのが面白いところです。
個人的には、お題通りの堅実な回答よりも、AIをうまく欺いたような意味不明な文章で勝利したり、突飛な発想で生き残れたときのほうが、むしろ達成感があります。
また、限られた制限時間のなかで文章を考える必要がありますが、長文を書くほど有利というわけではありません。
最終的にはAIの気分ひとつで生存か死亡かが決まるので、まさにタイトル通り「Death by AI (AI次第の死)
」という感じで気軽に楽しめます。
以下は、実際に遊んだときの回答の一部です。(生存した時のスクリーンショットのみ残っていました。)
お題: 燃え盛る建物に閉じ込められています

現実的&王道の生存方法 分かりやすく勝利を狙えるものの、ありがちなストーリーへ。
お題: 飛行機から落ちてパラシュートが開かない

ファンタジー風(?)な世界観の生存方法 伝え方に失敗すると、思うようにいかず普通に死亡しがち。
お題: 耳元で「動いたら死ぬ」と囁かれた

改めて見ても全く理解できないが、無茶苦茶な方法でも生存できる。(こともある)
もっと楽しむためのヒント
ゲーム搭載のテンプレートのお題の種類はそれほど多くないようで、何度か遊ぶと同じようなお題が繰り返し出てしまいます。 他の人と遊ぶときも、毎回似たようなお題ばかりだと少し退屈になってしまいますよね。
そこでおすすめなのが、「お題をAI (ChatGPT) で生成する」方法です。(無料版でOK)

ただ、「Death by AIで使用するお題を作って」とだけ指示しても、関連情報が少ないせいか、うまく生成されないことがありました。そのため、次のように指示すると上手くいきました。
自身が危機的な状況に陥っている 例を1文で10個作ってみて。
このようにお願いすると、実際に使えるようなお題をまとめて出してくれます。
もちろん、更に「ファンタジー風」や「ゲーム風」などの要素を付け加えて指示すれば、雰囲気に合ったお題も作成してくれました。

この場合、「シナリオの選択」 をホストに変更しておきましょう。
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