命がけ騙しあいテーブルゲーム、『Liar’s Bar』が想像以上に面白かったのでレビューしてみました。
ゲーム情報
タイトル | Liar’s Bar(ライアーズバー) |
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ジャンル | 騙し合いテーブルゲーム |
プラットフォーム | Steam |
リリース日 | 2024年10月2日 |
価格 | 800円 |
プレイ人数 | 2~4人 |
日本語対応 | 未対応× |
騙しあいや心理戦が苦手でも楽しめる対戦型テーブルゲーム
レビュー
プレイした簡潔な感想
滅茶苦茶面白い!!!プレイした後は笑い過ぎて表情筋が痛かったです。寝る筈だったのに朝までやる位に面白かったです。
運要素が強く、騙しあいや心理戦が苦手でも楽しめる対戦型テーブルゲームです。ホラーゲームとまではいかないが、ショッキングなシーンが有るので耐性が低い人は注意が必要。
私は友人を含めた4人で通話をしながら遊びました。ゲームの仕様上、相手の性格や仕草を知っていたり、通話しながら出来る状態の方が楽しめるかなと思います。
リリース1カ月未満ですがSteamレビューは非常に好評で10000件
公式での日本語対応やMODは現状有りません。英語ができなくてもルールさえわかれば遊べるので是非遊んでほしい!お値段なんと800円
シンプルだが奥深い2つのゲームモード
『Liar’s Bar』では現在2つのゲームモードが遊べます。
『ダウト』というカードゲームを基に作られたようなオリジナルのカードゲーム「Liar’s Deck」と、日本ではあまり馴染み無い「Liar’s Dice」というダイスゲームです。
ルールは簡単で何回か遊べば理解できる程で、プレイ時間による知識の差や戦術等は無いでしょう。シンプルながら相手の考えや嘘を見抜く楽しさが有り、良くできたゲームルールだと思います。
ゲーム内チャットは有りますが、定型文やエモート等はないので、言語の通じない相手とプレイするのは少し難しいかなと感じました。
いずれのモードも4人まで遊べますが、2人でもかなり楽しめます。
どういうゲームなのか、それぞれのルールを解説してみました。こちらの記事も併せてお読みください!
没入感が有りすぎる一人称視点
ゲーム性自体は元々人気のある心理戦テーブルゲームが基になっているので面白さは確実と言えますが、本作の魅力はなんといってもその没入感です。
一人称視点のゲームであり、会場やキャラクターの動作、仕草の表現が非常にリアルに作られています。
エモートなどは実装されておらず、プレイヤーは視点を変更して首から上のみ自由に動かせます。操作はこれだけなのに多くの表現ができてしまうのが本当に面白いです。頷いたり、否定したり、目を背けてみたり・・
「普段より動きが多いな・・こいつ・・嘘をついているのか?」なんてやり取りも
そして、このゲームが本当に優れていると思うのが個性あるキャラクター達の表情や動作です。命をかけているとは思えない可愛さが有るキャラクター達。
敗北し自分自身へ銃を向ける時ですら冷静で動揺を見せない姿が恐ろしく、あまりにも当たり前のように行われていくためかなり身構えます。(死ぬ時が結構グロい)
こんな状況でも淡々とやるべきことを行うキャラクター達にはきっと壮絶な背景があるんだなと想像させます。リアルとはこういう物なのかも知れない・・
1戦1戦に気合が入ってしまう演出が素晴らしい!
一人称視点でプレイ出来るテーブルゲームは沢山ありますが、ここまでのリアリティと緊張感を感じられる物はあまりないでしょう。
終わりに
現状でも値段以上に楽しめるゲームですが、追加キャラクター、ランクと報酬、コミュニケーション手段、2つの新たなゲームモードの追加が予告されています。
値段もお手頃なので是非遊んでみてください!
ランクシステム
ランクシステムが実装されているようですが、まだマッチメイキングシステムは導入されていませんでした。ホストがロビーを建て、サーバーリストから部屋へ加入する仕組みのみ実装されています。
バックストーリー
簡単な漫画ストーリーが各キャラごとに実装されているようです。各キャラクターごとのバックストーリーはゲーム内でご覧ください!
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