【レビュー】題材が面白いだけだった『Schedule I』 - GameRoamer

【レビュー】題材が面白いだけだった『Schedule I』

ゲーム関連

はじめに

最近大流行の薬物製造ゲームを発売から2週間程遅れて事前情報なしでプレイしました。

同時期にリリースされているREPOすらを超える圧倒的な好評レビュー数は何故なのか?早期アクセスである事も加味し、遊んでみた感想を書いてみます。

ゲーム概要

タイトルSchedule I
ジャンルオープンワールド/シミュレーション
プレイ人数1 ~ 4人 (オンライン)
MOD対応あり (日本語化含む)
発売日2025年3月24日(早期アクセス開始)
日本語対応なし
価格(定価) 2300円
Steamレビュー(執筆時) 圧倒的に好評 98% (179,698件)

チンピラの売人から大物へ――

薄汚れた街「ハイランド・ポイント」でさまざまな種類の薬物を製造・流通させながらのし上がっていけ。

不動産、ビジネス、従業員などを拡大し、自分だけの帝国を築こう。

Schedule I on Steam
From small-time dope pusher to kingpin - manufacture and distribute a range of drugs throughout the grungy city of Hylan...

評価 (3.5 / 5.0)

評価:3.5

ゲーム自体の品質が良い事は否定しませんが、世間で言われているほどの圧倒的な面白さや特別な目新しさを感じることのない作品でした。

薬物というセンシティブかつインパクトのあるテーマで注目を集めてはいるものの、ゲーム性そのものは既存のシミュレーションゲームの枠を大きく超えるものではありません。

プレイ後の感想

ゲーム開始直後(3〜5時間)は、薬物や犯罪などの非日常的な要素から新鮮な体験を得られました。

しかし、ゲームを進めるうちに私自身がこういった薬物、犯罪系のジョークや知識に乏しいためか、次第に普通のビジネス拡大シミュレーションゲームと変わらなく感じるようになりました。

  • 植物を育てる
  • 加工して売る
  • レシピアンロック

このような流れが何度も繰り返され、結局従来のシミュレーションゲームと同じ。

早期アクセスとしてもゲーム自体のクオリティは非常に高いですが、遊べるボリュームは約20時間で、ゲームの題材と序盤の印象がすべてであり価格以上の満足感は得られませんでした。

日本でも人気はあるようですが、特に海外で大人気の理由はこういったダークユーモアなネタを知っているかどうかが影響しているのではないでしょうか?

ゲームの魅力と特徴

  • 一人称視点でプレイできるシミュレーションゲーム
  • 協力マルチプレイ(Co-op)に対応している
  • 非常に良くできたゲームバランスと進行
  • 薬物や犯罪と言った新しいジャンルのゲームである

正式リリースに期待

アーリーアクセスのため、特筆する難点は有りません。

現時点ではプレイヤーがこのゲームと合うか、それくらいなものだと思える完成度だと思います。

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