※当ページには広告を掲載しています。
『Minecraft (マインクラフト)』や『ARK』をはじめとした人気のサバイバルゲームでは、自分でゲームサーバーを建てることで、友人やコミュニティメンバーと自由なマルチプレイが楽しめます。
しかし、MOD導入や大人数でのマルチプレイとなると、「重くて遊べない」「途中でサーバーが落ちる」といった問題が発生しがちです。こうした高負荷な環境では、一般的なサーバー構築用のスペックでは不十分なケースも見られます。
私自身、これまで多くのゲームでサーバーを自前で構築し、MOD導入時の負荷や安定性、費用について経験してきました。
そうした経験をもとに、この記事では高負荷なゲーム環境でも快適にプレイできるサーバー構築の方法を、以下の視点から解説していきます。
快適なMODサーバーを構築するには?
MODを大量に導入する場合や、大型のMODを使う、大人数でのプレイを行う際は、通常のゲームサーバーよりも高性能なスペックが必要になります。
MODの数や種類によっては、CPUやメモリへの負荷が大きく、低スペックな環境ではラグやクラッシュの原因となります。
ここでは、MODサーバーを構築する際に求められる快適動作の目安スペック例を紹介します。
MODあり&大人数サーバーの動作基準

以下の表では、15人以上でのプレイかつ15個以上の大型MODを導入したケースを想定して、必要な性能の目安を示しています。
項目 | Minecraft | ARK: Survival Evolved | 7 Days to Die(7dtd) |
---|---|---|---|
CPU | 8コア16スレッド以上 (Core i7 11700など) | ||
メモリ(RAM) | 16GB ~ 32GB | 32GB ~ 64GB | 16GB ~ 32GB |
ストレージタイプ | NVMe M.2SSD 推奨 | ||
ネット回線 | 安定した上り速度100Mbps以上(ping20ms以下推奨) |
導入するMODや参加人数によって、必要なサーバースペックは大きく変わります。特にマインクラフトでは、工業系などの大規模MODを導入すると、必要な性能が急激に跳ね上がる傾向があります。
サーバー構築手段一覧と比較

自前PCでサーバーを構築する方法と、レンタルサーバーを使用する方法があります。
自前PCでサーバーを構築
すでに十分な性能を備えたPCと、安定したネットワーク環境が整っていれば、自分のPCを使ってサーバーを立てることも可能です。
ただし、そのためにはある程度のポート開放やネットワーク設定などの知識が必要となります。
特に、マンション回線やプロバイダの仕様によっては、そもそもポート開放ができないケースもあり、事前の確認が重要です。
また、サーバー構築時にはアップデートやMOD導入時にエラーが発生することもあり、検索しても解決策が見つからないことも少なくありません。
メインPCでサーバーを建てる

サーバーを建てながら自身でゲームを起動する場合、サーバー動作に加えてゲームプレイにも対応できる高性能なPCが必要です。
- PC1台で完結するため、操作は直感的で扱いやすい
- サーバー以外にも日常的なアプリやブラウザを起動するため、高いスペックが求められる
- 24時間運用する場合はPCに継続的な負荷がかかり、電気代も高くなる
- 睡眠中などにPCの稼働音が気になる可能性がある
- サーバー構築の知識が必要で、トラブル発生時には自身での対処が求められる
- 他の作業やアプリケーションに干渉するリスクがある
実際、サーバーを起動したままゲームをプレイしつつ、ブラウザで攻略情報を調べてYouTubeを流し、Discordなどの通話アプリを使用したりする人も多いのではないでしょうか。
それらを同時にこなすには、相応の高性能PCが必要になります。
サーバー専用のサブPCを使って建てる

多くのサーバー構築で推奨されている方法のひとつが、サーバー専用のサブPCを使用するやり方です。すでに持っているサブPCがあれば、比較的ローコストでサーバーを構築できます。
- ゲームプレイ用ほど高性能でなくても十分動作するため、サーバー構築の必要最低限のスペックで良い
- 電気代はかかるものの、消費電力も少ないので比較的ローコストで24時間運用可能
- サーバー専用として使うサブPCなので、管理が容易で負荷やトラブルにも対応しやすい
- 睡眠中などにPCの稼働音が気になる可能性がある
- サーバー構築の知識が必要で、トラブル発生時には自身での対処が求められる
サーバーに必要なスペックを満たすサブPCが余っていれば理想的ですが、そんな都合の良い状況はなかなかありません。この目的だけに新しくPCを購入するのは、コスト的にも現実的ではないでしょう。
レンタルサーバーを使用

上述したようなPC環境を1つでも満たしていない場合、今から機材を揃えて自前で構築するよりも、レンタルサーバーを使う方が圧倒的に安定しているうえ、安くて現実的です。
- ゲーム特化型のレンタルサーバーで、導入方法が初心者にやさしい
- 知識不要で簡単にサーバー構築できる
- 常に安定したインターネット接続、サーバー状況で遊べる
- トラブルには企業が対応してくれるので安心! (データ復旧も可)
- サーバーは24時間稼働
- 月額料金はかかるが、その分電気代も不要
ゲーム向けのレンタルサーバーは、初心者にも扱いやすく、導入のハードルが低いのが特徴です。
自前 vs レンタル|初期費用とランニングコスト比較

サーバーを24時間稼働させる前提で、月々の費用を比較してみます。
条件 | 自前PC | レンタルサーバー |
---|---|---|
初期費用 | 0万円〜10万円(PC・パーツ) | 0円(契約のみ) |
サーバー稼働時間 | PC & サーバー起動時のみ | 契約中は24時間いつでも |
月々の費用 | 電気代 約10,000円 | 月額 約3,899円 (16GB) 〜 9,724円 (32GB) |
通信回線 | 高速・安定回線の契約が必要 | 常時安定した専用回線 |
構築・メンテナンス | 自力で対応・時間と労力がかかる | 自動管理・業者が代行 |
セキュリティ対策 | 自己責任・知識が必要 | 標準でファイアウォールやDDoS対策あり |
設置スペース | 設置場所・騒音・発熱対策が必要 | 不要 |
初期費用については、もしPCの性能が足りない場合、パーツの増設や交換が必要になるため、その価格を例として記載しています。
特に、メモリやCPU性能が不足している場合は、マザーボードごと交換になるケースも多く、最低限の環境を整えるだけでも5万円以上かかることがあります。
参考: PCパーツごとの価格
パーツ | 内容例 | 価格の目安(税込) |
---|---|---|
メモリ(RAM) | DDR4 32GB(16GB×2) | 約8,000~12,000円 |
M.2 SSD | 500GB NVMe(Gen3) | 約5,000~8,000円 |
CPU | Ryzen 7 5700X / Core i7 11700 など | 約20,000~30,000円 |
マザーボード | B550 / Z490 など | 約10,000~18,000円 |
まとめ: あなたにはどっちが向いてる?
自前PCでのサーバー構築

こうした人は、必要な環境と知識が揃っているため、遊ぶタイミングに合わせて局所的にサーバーを起動し、コストを抑えられるでしょう。
レンタルサーバーを使用するサーバー構築

これからサーバーを構築するなら、レンタルサーバーの使用が最も手軽で確実な一択です。自分で構築して管理したり、トラブル解決を楽しめる以外の人には、ほぼ全員におすすめできます。
用途別:おすすめレンタルサーバーと選び方
迷ったらこれ一択!簡単・安定・高性能【ConoHa for GAME】
洗練されたUIと豊富なテンプレートから選ぶだけで、『Minecraft』・『Palworld』・『ARK』・『Rust』などの人気ゲームのマルチプレイを即スタート!一番人気のゲーム用レンタルサーバー
万能な操作性と抜群の安定性、コスパの良さが最強!選ぶならConoHa一択!
\今なら最大79%OFF!さらにAmazonギフトが当たる12周年キャンペーンも開催中/
最短3日から契約OK!30タイトル以上に対応【Xserver for Games】
国内シェアNo.1のレンタルサーバー『エックスサーバー』が提供する、安心・高性能なゲーム用レンタルサーバー。
『Minecraft』や『7 Days To Die』など、30種類以上のゲームサーバーをたった3分で自動で構築します。
もともと高い評価を受けているサーバー事業者だけに、ゲームサーバーでもその性能とサポート体制に間違いはありません。当サイトでも、実際に『エックスサーバー』を利用しています。
短期間の利用や豊富な対応ゲーム数、充実したサポートを重視する方にはXserverがおすすめ!
\9/22まで、契約時の利用期間が”2倍”に延長されるキャンペーン開催中!/
あとがき: 筆者のサーバー構築 体験談
いかがだったでしょうか。
私自身、これまで多くのゲームサーバーを自前で構築してきました。その過程で、そのためのPCパーツの買い替えや交換も何度も経験しています。
節約のつもりで始めた自前構築でしたが、ふと振り返ると、電気代やパーツ代などで想像以上のコストがかかっていたことに気づき、今回この記事を書くきっかけになりました。
今では、サーバー構築の知識も身につき、管理も楽しめるようになりました。しかし、「大人数で楽しく遊びたい」というだけなら、一から機材をそろえてリスクを背負いながら知識を習得する必要はないとも感じています。
初期費用、ランニングコスト、管理の手間……それらを総合的に考えれば、レンタルサーバーは誰にとっても現実的で安心できる選択肢だと、自信を持っておすすめできます。