Factorioの「Factorissimo 3」は、内部に生産設備を置ける工場建物を追加するMODです。組立機や搬送ラインを建物の中へまとめ、外では建物同士をつないで工場を広げられます。緑基板を作る棟、サイエンスパックを作る棟というように、工程単位で拠点を整理したい人に向いています。
導入時に気を付けたいのは、似た名前の「Factorissimo2」と、本体バージョンごとの配布ファイルです。この記事ではFactorissimo 3を対象に、版の選び方、最初に組む工場の考え方、外部との搬送・電力、建物を移設するときの扱いを紹介します。
生産工程を建物ごとに分けられる

外観の実ゲーム画面では、緑基板やサイエンスパック、研究所のアイコンを載せた工場建物が、ベルトで結ばれています。建物の外に出ると内部設備の細かな配置を意識せず、どの棟へ何を送り、何を受け取るかに注目できるのが特徴です。
この使い方と相性がよいのは、入力と出力が分かりやすい工程です。例えば歯車の生産なら、鉄板を受け取り、歯車を送り出す一棟として考えられます。最初から複数の製品を詰め込むより、単一製品の工場を一つ作る方が、材料不足や搬出詰まりを見つけやすくなります。
建物を増やす前に「この棟へ運び込む材料」「外へ出す製品」「外部に残す搬送路」を決めておくと、後から接続が入り組むのを抑えられます。内部の配置を工夫する楽しさに加えて、外側の拠点を整理する楽しさがあるMODです。
Factorio 2.1と2.0で選ぶ版が違う
2026年11月8日時点の配布一覧では、最新版は3.12.3です。ゲーム本体のバージョンに合わせて、次のように選びます。
- Factorio 2.1:Factorissimo 3の3.12.3。必要な本体バージョンは2.1.14以降です。
- Factorio 2.0:2.0向け配布の最終掲載版は3.11.19です。2.1向けの3.12系と取り違えないようにします。
現在のMod Portal掲載管理者はLambdaLemon、内部名は「factorissimo-2-notnotmelon」です。URLや内部名に「2」が残っていますが、ページの表示名はFactorissimo 3です。名前だけで旧作の配布ページへ移らず、表示名と対応するゲームバージョンをセットで確認しましょう。
最新3.12.3の依存関係では、必須は本体のbaseです。Space Ageは任意で、導入に必須ではありません。一方、Factorissimo2、Factorissimo2-Space-Age-Port、robotworld-continuedは競合として登録されています。特に旧Factorissimo2を追加の必須MODと考えて同時に有効化しないようにしてください。
ゲーム内のMod画面から導入する
導入には、メインメニューの「Mod」を使います。ゲーム内のMod画面では、検索・ダウンロード・有効化をまとめて行えます。Factorissimo 3を探し、対応バージョンと有効化するMODを確認してから適用してください。
既存の拠点に追加する場合は、先に別名のセーブを残しておくと、導入前の状態と比較しやすくなります。導入後は、技術画面で工場建物と関連アップグレードを確認します。まずは一棟を置くことを目標にし、内部へ入って生産設備を組むところから始めましょう。
手動導入を選ぶ場合は、ダウンロードしたZIPを展開せず、ユーザーデータ内のmodsフォルダへ置きます。この手順とゲーム内からの導入方法は、Factorio WikiのMod導入ページで確認できます。普段のプレイでは、ファイルの置き場所を探さずに済むゲーム内メニューが使いやすい選択です。
建物の外には搬送路と電力が必要
生産設備を建物にまとめても、原料の供給と完成品の搬出は引き続き考える必要があります。ベルト接続を利用する工場なら、屋外の材料ライン、建物を通る接続、内部の生産設備、完成品の搬出先という順番で流れを追うと整理しやすくなります。
最初の試運転では、少量の原料を流し、内部の機械まで届くか、製品が外へ出るかを別々に確認するのがおすすめです。内部だけ完成させても、外側の受け取り先が詰まれば生産は止まります。逆に材料が足りなければ、内部の組立機を増やしても供給量は増えません。一棟を一つの生産ラインとして点検すると、原因を探す範囲を絞れます。
電力は建物の外側を電力網につないで扱います。Factorissimo 3では電力接続が双方向になっており、旧Factorissimo2向けの電力方向切り替えや転送上限の手順を、そのまま当てはめないことが大切です。移設後に設備が動かないときは、新しい場所で外部の電力網につながっているかも確認してください。
工場の移設と設計図での複製
工場建物の回収は、内部の機械を一つずつ片付ける作業とは別に扱えます。設備が入った建物は中身を保持して移設する使い方ができ、完全に空の建物を回収した場合は空の建物アイテムへ戻ります。
移設するなら、先に外側の供給と搬出を止め、新しい場所に必要な配線と搬送路を用意しておくと再開しやすくなります。建物の中が同じでも、置き場所を変えれば外の接続先は変わります。再設置後は、原料・製品・電力を順に点検しましょう。
設計図は設備の複製を計画するためのものです。外観を設計図に含めると内部の設備もゴーストとして保存されます。設計図から建設する場合は、内部設備の資材も用意します。すでに作った一棟を移すのか、同じ設計の棟を追加建設するのかを分けて考えると、必要な資材を準備しやすくなります。
外から内部を見るプレビューも活用する
内部確認用のプレビューは、現在はミニマップ上に表示され、工場内照明のアップグレード研究が表示条件になっています。古い解説にある独立した「Factory preview」研究や画面左上の表示位置とは異なります。表示されないときは、照明研究とプレイヤーごとのプレビュー設定を確認するとよいでしょう。
回収やプレビューを含む仕様変更は、Factorissimo 3の変更履歴で確認できます。最初は一種類の製品を扱う棟を動かし、材料を入れて製品を受け取る流れに慣れるのが近道です。工程を小さく区切る使い方が気に入ったら、基板やサイエンスパックなどへ対象を広げてみてください。
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