畑の世話や建物の配置をしているうちに、すぐ夜になってしまう。TimeSpeedなら、ゲーム内の時計が進む速さを場所ごとに調整できます。農場の設定を1.4にすると、ゲーム内の10分が進む間隔は14秒。通常の屋外設定0.7と比べ、同じ作業に使える実時間を2倍にできます。
この記事ではPC版Stardew Valley向けTimeSpeed 2.8.1を使い、農場の時間をゆっくりにする設定、停止と解除、マルチで参加者が操作できない時の確認方法を説明します。時計を変えず収納移動だけ減らしたい場合は、Chests Anywhereの使い方も選択肢です。
導入したら、まず設定画面とNキーを確認する

対象はWindows・macOS・LinuxのPC版です。作者の現行案内はStardew Valley 1.6.15以降、TimeSpeed 2.8.1の前提はSMAPI 4.1.10以降となっています。
- ゲームを終了し、変更前のセーブをバックアップする。
- SMAPI公式サイト(英語)から対応するSMAPIを導入する。
- TimeSpeed作者配布ページ(英語)のFilesから配布ZIPを取得し、展開したTimeSpeedフォルダーをゲームのModsへ入れる。
- SMAPIから起動する。Mods/TimeSpeedの直下にmanifest.jsonとTimeSpeed.dllがある形にし、起動ログで読み込みを確認する。
- 農場を読み込み、会話・メニュー・文字入力を閉じてNキーを押す。時計の進行を止め、もう一度Nを押して解除する。
ゲーム内から設定したい場合は、追加でGeneric Mod Config Menu(英語)を入れます。タイトル画面の歯車、またはゲーム内オプションの一番下からMOD設定を開き、TimeSpeedを選んでください。変更後はSave、またはSave & Closeで保存します。
GMCMは設定用の追加MODです。TimeSpeed本体の必須前提ではなく、使わない場合は初回起動で作られるconfig.jsonを編集できます。Time MasterやPause Time in Multiplayerなど、時間を変更するMODは併用せず一つに絞ってください。作者も競合対象として挙げています。
農場の時間をゆっくりにする:1.4は10分あたり14秒

数値を大きくすると時計は遅く、小さくすると速くなります。速度倍率ではありません。0.7はゲーム内10分につき7秒、1.0なら10秒、1.4なら14秒という指定です。メニューなどでゲーム自体が停止する時間まで含めた「1日の所要時間」ではありません。
屋外すべてを遅くしたいなら、GMCMのSeconds per minuteにあるOutdoorsを変更します。農場に限定して変えたいなら、config.jsonのSecondsPerMinute内にあるByLocationNameを使います。
- ゲームを終了し、Mods/TimeSpeed/config.jsonをコピーして保管する。
- 元のconfig.jsonをテキストエディターで開く。
- SecondsPerMinuteの中のByLocationNameを、下の形にする。すでに他の場所を登録している場合は、その行を残してFarmを追加する。
- 保存してSMAPIから起動し、農場の屋外と町へ移動して、時計の進み方を比べる。
"ByLocationName": {
"Farm": 1.4
}
これはファイル全体ではなく、SecondsPerMinute内の該当部分です。同名の項目をファイル末尾へ追加したり、FreezeTime内のByLocationNameに入れたりしないでください。JSONの括弧・引用符・隣の項目とのカンマも残します。
Farmは農場の屋外で、農家の室内FarmHouseとは別の場所です。農家の中も個別指定したいなら、Farmの行の後ろにカンマを付け、次の行へ「"FarmHouse": 1.4」を追加できます。屋内全体の初期値はすでに1.4なので、導入しただけでも屋内は通常の屋外よりゆっくりになります。
適用順は場所名の個別設定→鉱山・ドクロの洞窟・火山→屋内または屋外です。Outdoorsを変えても農場だけ以前の速さなら、Farmの個別指定が残っていないか確認しましょう。数値と優先順位は作者の設定定義(英語)で確認できます。
その場だけ調整するなら「.」で10分あたり1秒ずつ遅く、「,」で1秒ずつ速くできます。ただし、キーで変えた速さは場所を移ると設定値へ戻ります。毎回同じペースで遊ぶなら、キーを押し直すより設定を保存しましょう。
Nで解除したのにまた止まる時は、自動停止の条件を見る

Nキーでの停止と、場所・時刻での自動停止は別に考えます。Nで手動停止した時計は、再びNで解除するまで止まります。一方、自動停止をNで一時解除しても、自動停止の設定そのものをオフにしたわけではありません。
たとえば時刻による停止を解除してから、時間を止める設定の屋内へ入ると、場所の条件で再び止まります。2.8.0以降は停止理由ごとに解除を扱うためです。意図せず止まる場合は、FreezeTimeの次の項目を確認してください。
- Indoors/Outdoors/Minesなど:trueなら該当する場所で停止。農場作業を遅くするだけなら、Outdoorsをtrueにする必要はありません。
- ByLocationName:指定した場所で停止する一覧。速度側の同名項目と混同しないようにします。
- AnywhereAtTime:指定時刻以降で停止。不要ならnull。午前1時は2500のように深夜を24時以降で表し、0100とは書きません。
- PassOut:午前2時前に止める設定。初期値はfalseで、有効なら午前1時50分からの停止条件になります。
停止条件の定義は作者のFreezeTime設定(英語)、解除の変更点は2.8.0の更新履歴(英語)に記載されています。時計の停止は無敵化ではないので、戦闘中の安全確保とは分けて使ってください。
「Bを押したのに動き出さない」場合も同じです。Bは設定ファイルの再読み込みで、Nによる手動停止は解除しません。まずNを試し、再び止まるなら場所と時刻の自動停止を確認しましょう。
マルチで操作できない時・設定を元に戻したい時

時間を変えるにはホスト側にも導入する
マルチではホストがTimeSpeedを入れます。参加者からも停止・速度調整をしたい場合は、その参加者にも導入し、ホストのLetFarmhandsManageTimeをtrueにします。参加者の操作に対応したのは2.8.0以降なので、古いTimeSpeedが混ざっていないか確認してください。
ホストだけで管理するなら、ホスト側のLetFarmhandsManageTimeをfalseにします。変更するのは共同プレイの時計です。「自分だけゆっくり」の設定ではありません。また、場所別設定はホストの現在地を基準に適用されるため、参加者が農場にいるだけでFarmの設定になるとは限りません。
この処理は作者のマルチ対応・場所更新処理(英語)で確認できます。Nが反応しない場合は、ホスト側の導入と許可設定に加え、文字入力欄やメニューを閉じてから試しましょう。
一時調整・個別設定・MODの取り外しを分ける
- 「.」「,」で変えた速さだけ戻す:場所を移るか、Bで保存済み設定を読み直す。
- Farmの個別指定をやめる:ゲームを終了し、SecondsPerMinuteのByLocationNameからFarmの行を取り除く。ほかの登録がなければ空の「{}」に戻す。
- TimeSpeedの設定を初期化する:GMCMでDefaultを選び、保存する。ただしTimeSpeedの初期設定には屋内1.4が含まれ、MODなしの状態へ戻す操作ではありません。
- 導入前の時計に戻す:ゲームを終了し、TimeSpeedフォルダーをModsの外へ退避してから起動する。他にも時計を変えるMODを入れていれば、そちらの影響は残ります。
BキーはChests AnywhereやUI Info Suite 2の初期操作とも重なります。別の画面まで開くなら、GMCMのControlsでReload configを別のキーへ変更してください。設定ファイルではKeys内のReloadConfigにあたります。使わないキーは"None"にできます。
時間調整だけでなく、釣りや所持金などもまとめて変更したい場合はCJB Cheats Menuの使い方を参照してください。時間の設定は重ねず、どちらで管理するかを決めてから使うと切り分けやすくなります。
確認日:2026年10月14日。基本操作:作者ガイド(英語)。キーと再読み込みの仕様:操作設定の定義(英語)。
Stardew Valley © ConcernedApe. TimeSpeed:cantorsdust / Pathoschild。設定画像:作者公開画像(英語)より、一部トリミング。MODのライセンス:GNU GPL v3(英語)。表紙背景:Stardew Valley公式プレス素材(英語)。



コメント