畑の収穫物を、そのまま食べるだけで終わらせたくない。『Minecraft Java Edition』のFarmer’s Delightなら、ナイフで食材を切り、鍋で煮込み、冒険へ持っていく食事を用意できます。最初の目標は、大きな農場よりも「まな板+ナイフ+熱源に載せた鍋」をひと組そろえることです。
この記事では、vectorwing制作の本家MODで最初の台所を作り、キャベツの下ごしらえからご飯・野菜スープの準備まで進めます。材料の入れ方、鍋が動かないときの確認、完成した料理を持ち運ぶ際の注意もまとめました。
情報確認日:2026年10月2日。対象はMinecraft Java版1.21.1+NeoForge、Farmer’s Delight 1.3.4の標準レシピです。MODパックで変更されたレシピは、ゲーム内の表示を優先してください。

導入するのは本家1.3.4。Minecraftとローダーを合わせる
確認日時点の本家で公開されている最新の安定バージョンは、2026年8月29日公開のFarmer’s Delight 1.3.4です。この記事では1.21.1向けNeoForge版を使います。1.21.1はMinecraft自体の最新バージョンという意味ではなく、作者が更新を続けている対応先です。新しいMinecraftに旧バージョン用のファイルを入れても動きません。
- Minecraft Java Editionは1.21.1、NeoForgeは21.1.219以上の1.21.1対応バージョンを選びます。MOD側の要求は作者のバージョン設定でも確認できます。
- MODはFarmersDelight-1.21.1-1.3.4.jar。専用の起動構成のmodsフォルダーに入れ、同じMODの旧ファイルを重ねないようにします。
- このバージョンに別途必須の外部ライブラリMODはありません。JEIはレシピ検索を助ける任意の追加です。導入する場合はJEIの使い方ガイドを参考に、1.21.1・NeoForgeに対応するファイルを選びます。
本家には1.20.1向けのForge/NeoForge版もあります。一方、Farmer’s Delight Refabricatedは別チームによる非公式Fabric移植です。ファイルや対応アドオンを混ぜないでください。統合版の同名アドオンも、このJava版ガイドの対象外です。
マルチではサーバーと参加者側の両方に導入し、ゲームのバージョン・ローダー・MODのバージョンをそろえます。すでに遊んでいるワールドへ追加するときは先にバックアップを取り、別コピーで起動と参加を確認してから使いましょう。
最初の道具を作る。コンロは後回しでもよい
作業台に加え、火打石・棒・板材・鉄・レンガを集めます。鍋の熱源には火のついた焚き火を使えるので、コンロを作るまで料理を待つ必要はありません。次の材料と並べ方は、1.3.4の標準レシピに基づきます。
- 火打石のナイフ(Flint Knife):火打石1個+棒1本。火打石のすぐ下に棒を縦に置きます。
- まな板(Cutting Board):板材4個+棒2本。作業台の上2段を、それぞれ左から「棒・板材・板材」にし、下段は空けます。
- 鍋(Cooking Pot):鉄インゴット5個+レンガ2個+木のシャベル1本+水入りバケツ1個。上段「レンガ・木のシャベル・レンガ」、中段「鉄・水入りバケツ・鉄」、下段「鉄・鉄・鉄」です。
- ボウル:完成したご飯やスープを取り出すために用意します。鍋の材料欄に入れる食材とは別です。
鍋に使う「レンガ」は小さなアイテムのほうです。次のコンロでは「レンガブロック」を使うので、ここを取り違えると作業台に完成品が出ません。水入りバケツを作る分の鉄も、鍋本体の鉄5個とは別に確保します。
台所を整えたくなったらコンロ(Stove)を追加します。材料は鉄インゴット3個・レンガブロック4個・通常の焚き火1個。上段は鉄3個、中段は左右にレンガブロック、下段は「レンガブロック・焚き火・レンガブロック」です。燃料を補充し続ける必要はありませんが、加熱に使うには点火状態であることが必要です。
まな板はメインハンドで使う。1.3以降はまとめて置ける
まな板を床や台の上に設置したら、まずはキャベツで操作を覚えましょう。1.3以降は食材を1スタックまで置けるようになり、設置・加工・回収はすべてメインハンドで行います。オフハンドに材料を持つ旧バージョンの説明とは操作が変わっています。作者の1.3.0変更履歴に明記された違いです。
- キャベツをメインハンドに持ち、まな板を右クリックして置きます。まとめて加工したくないときは、先に手持ちの数を分けておきます。
- メインハンドを火打石のナイフへ持ち替え、まな板を右クリックします。1回でキャベツ1個を加工し、標準レシピではキャベツの葉2枚になります。
- まな板の横に出た葉を拾います。加工を続けるなら同じ操作を繰り返し、途中でやめるならメインハンドを空にして右クリックし、残った食材を回収します。
通常の「使用」操作は初期設定で右クリックです。キー設定を変えている場合は割り当てた操作を使ってください。左クリックでまな板を壊す必要はありません。
加工1回につき道具の耐久値を1消費します。また、まな板は何でもナイフで処理する装置ではありません。食材と道具の組み合わせがレシピに合う必要があるので、別MODのナイフで動かないときは、まず本家の火打石のナイフとキャベツで確かめます。
空のまな板へスニークしながら道具を使うと、道具を飾る操作になる場合があります。食材を切るときは通常の右クリックを使い、ナイフを置いてしまった場合は手を空にして回収しましょう。
鍋を熱源の真上に置き、6つの材料欄を使う
最初は火のついた焚き火の真上に鍋を置く配置が分かりやすく、間に飾りのブロックを挟まない形で始められます。火のついたコンロも使えます。鍋から泡や湯気が出て、画面の熱源表示に炎が出れば加熱されています。
標準の熱源にはマグマブロックや溶岩入りの大釜などもありますが、初めてなら焚き火かコンロで十分です。燃えているかまどを置けば何でも加熱できる、という仕組みではありません。鍋は指定された熱源を確認します。装飾を追加して動かなくなったら、まず真下の配置を戻してください。
鍋を開くと、食材用の欄が6つ、容器用の欄、鍋の中にできた料理の表示、受け取り用の欄があります。食材を入れてレシピが成立すると調理が進みます。6枠すべてを埋める必要はなく、余計な材料が入っていると別のレシピを作れません。
とくに大切なのは、材料が2個必要なら、同じ種類でも2つの材料欄を使うことです。たとえばトマトソースはトマトを2枠に分けます。1枠にトマトを2個積むだけでは条件を満たしません。各枠のスタック数は、同じ料理を繰り返し作るための在庫として考えると分かりやすくなります。
ボウルは食材用の6枠ではなく、容器用の欄へ入れます。料理によって必要な容器は異なるため、完成した料理にカーソルを合わせて確認します。ボウル料理なら、ボウルを手に持って鍋を右クリックする方法でも取り分けられます。操作の基本は作者の鍋ガイドを参照できます。
ご飯から始めて、畑の野菜をスープにする

最初は材料の少ない料理で、熱源・材料・容器の流れを確認します。以下は1.3.4の標準レシピで、どれも受け取りにボウルを使います。
- ご飯(Cooked Rice):米1個を材料欄へ入れます。手元にあるのが「稲」なら、クラフトで米にするか、まな板でナイフを使い、米と藁に分けてから入れます。鍋が加熱されていれば、食材は米だけで始められます。
- トマトソース(Tomato Sauce):トマトを別々の材料欄に1個ずつ、合計2個。トマトをたくさん入れて作り置きするときも、必ず2枠に分けます。
- 野菜スープ(Vegetable Soup):ニンジン・ジャガイモ・ビートルート・キャベツの葉を、4つの材料欄に1個ずつ。標準では丸ごとのキャベツも葉野菜枠に使えますが、先にまな板で葉2枚にすると、同じキャベツで2回分の葉野菜を用意できます。
この3品には、調理のたびに水入りバケツを材料欄へ入れる必要はありません。鍋のクラフトに水を使うことと、料理の材料は別です。野菜スープも、焼いたジャガイモなどへ自己流で置き換えず、まず指定の材料で作りましょう。レシピの根拠は作者公開の調理レシピです。
米やキャベツがまだない場合は、野外の作物を探したり、村や難破船のチェストから入手を狙ったりして、栽培用の足がかりを作れます。手に入れた作物を全部食べず、畑を増やす分を残しておくと、その後の食事作りが続けやすくなります。
次の料理に迷ったら、初期設定のLキーで進捗画面を開き、農業と料理の項目をたどってください。どれかアイテムを拾うとMODのタブが使えるようになります。単にレシピを丸暗記するより、手元で育てられる材料から献立を増やすほうが台所を使い続けられます。
鍋で作り置きする。持ち運ぶ前に他の欄を空にする
容器が必要な料理は、鍋の内部に同じ料理を最大64食分まで保存できます。食事アイテムとしては少数しか重ねられない料理でも、鍋に保存しておけばまとめて運べます。別の料理を同時に混ぜて保存することはできないので、献立を変える前に残りを取り分けます。
鍋を壊して回収すると、内部に保存された完成料理を保ったまま持ち運べます。ただし、材料欄・容器欄・受け取り欄の品物まで全部鍋に入ったまま運べるわけではありません。それらは回収時に外へ落ちます。移設や遠征の前は各欄から取り出し、鍋を回収したあとも落ちた品物がないか確認してください。
鍋はツルハシで回収すると扱いやすいブロックです。火や溶岩のそばでばらまかないよう、移設作業をする場所にも余裕を取ります。遠征用には鍋とボウルをセットで持ち、すぐ食べる分を先に取り分けておくと、戦闘中に容器を探さずに済みます。
料理ができないときは、止まっている場所から確認する
- 鍋に加熱表示が出ない:真下が有効な熱源か、焚き火やコンロが消えていないかを確認。コンロは火打石と打ち金で再点火できます。最初は間の装飾ブロックを外して調べます。
- 熱はあるのに材料が減らない:レシピの材料と加工前後の違いを確認。トマト2個などは別々の枠へ入れ、余計な材料を抜きます。鍋に別の料理が残っていれば先に取り分けます。
- 料理はできているのに取り出せない:必要な容器を容器欄へ入れ、受け取り欄を空けます。材料欄へボウルを入れていないかも見直します。
- まな板で切れない:食材を置いてから、メインハンドを対応する道具へ持ち替えます。1.3以降はオフハンド方式を使いません。飾りとして刺した道具は、手を空にして回収します。
- コンロの上に肉を置けない:上に鍋を載せているなら、同じコンロの天面で直焼きはできません。鍋用と直焼き用を分けるか、鍋を移動します。鍋を載せる前に天面の食材も回収しましょう。
ゲーム自体が起動しない場合は、料理の配置を直しても解決しません。ゲームのバージョンとローダー、MODの重複、追加したアドオンの必須条件を確認し、元のワールドを保管したまま別構成で切り分けます。問題解決のつもりで本家とFabric移植を入れ替えたり、遊んでいるワールドからMODを抜いて保存したりすると、追加ブロックやアイテムを失うおそれがあります。

最初は一品を安定して作れる台所にする
まずは火打石のナイフでキャベツを切り、加熱した鍋でご飯やスープを作り、ボウルで受け取るところまで進めましょう。ここがつながれば、畑を広げる理由も、余った野菜を残しておく理由もできてきます。
まな板はメインハンド、鍋は材料ごとの枠、料理の受け取りは容器。この3つを押さえ、作り置きを運ぶ前には材料と容器を回収する。最初の台所はそれだけで、冒険の食料拠点として使い始められます。



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