本拠点と採掘場を何度も往復したり、見つけた村へ戻るだけで夜になったり。『Minecraft Java Edition』のWaystonesは、石碑を登録して移動先を増やせるMODです。まずは「本拠点」と「遠征先」の2か所をつなぐと、移動の仕組みがつかめます。
この記事では、BlayTheNinth制作のWaystonesを使い、石碑のクラフト、設置と登録、携帯アイテムでの帰還、経験値コストの確認までを紹介します。Java版26.1.2+NeoForgeを具体例にします。統合版のWaystonesアドオンとは導入方法や仕様が異なります。
情報確認日:2026年10月2日。作者の配布ファイル、公開ソース、公式ドキュメントを照合したガイドです。

導入例は26.1.2。Waystones・Balm・Shogiをそろえる
26.1.2はMojangが2026年4月9日に公開した正式リリースです。今回の選択理由は「Minecraftの最新バージョンだから」ではなく、MOD作者が26.1.xを長期サポート枠として推奨しているためです。作者の表ではサポート予定は2028年3月まで。既存の1.21.1環境やMODパックを、このために更新する必要はありません。
- Minecraft Java Edition:
26.1.2。専用のゲームディレクトリを用意し、既存ワールドと分けます。26.1系はJava 25を使う世代です。 - NeoForge:
26.1.2.112。公式配布ページでMinecraftの対象を合わせます。 - Waystones:
26.1.2.16。NeoForge用Releaseを選びます。 - Balm:
26.1.2.15とShogi:26.1.2.12。Balmの対象ファイル/Shogiの対象ファイル。どちらも26.1.2・NeoForge用です。
Waystones・Balm・Shogiの3つの.jarを、その起動構成のmodsフォルダーへ入れます。Waystonesはクライアントとサーバーの両方に必要です。マルチでは参加者全員とサーバーに同じ構成をそろえ、まずバックアップしたワールドで往復を確認してください。サーバーだけ、または自分のPCだけに入れても成立しません。
これは配布メタデータ上で対応を確認した組み合わせです。他のMODとの一括互換性を保証するものではありません。Fabricや別のMinecraftバージョンでは、そのバージョンの配布ファイルと必須依存関係から選び直します。26.1以降のShogi必須条件を、そのまま旧バージョンへ当てはめないでください。
最初の石碑を作り、移動先として登録する
村や野外でWaystoneを見つけた場合は、まず右クリックして登録できます。すべての村に必ず生成されるわけではありません。自分の拠点に置きたい場合は、先に中間素材のWarp Stoneを作ります。
Warp Stoneを1個作る。このバージョンの基本レシピはアメジストの欠片4個、エンダーパール4個、金インゴット1個です。- 基本の
Andesite Waystoneを作る。Warp Stone1個と石レンガ6個を使います。「Andesite」という名前でも、このレシピの材料は石レンガです。 - 拠点の出入口などに設置する。周囲を整え、安全に立てる場所へ置きます。自分で置いた石碑は設置者に自動登録され、設定画面が開きます。「本拠点」など用途の分かる名前を付けます。
- 発見した石碑は右クリックして登録する。村の石碑や他の人が置いた石碑は、近くを通るだけで登録したつもりにならないようにします。登録後にもう一度右クリックすると移動先一覧を開けます。
レシピはWaystones 26.1.2.16の配布内容・作者ソースに基づきます。MODパックやデータパックでは変更できるため、表示が違う場合はゲーム内のレシピを優先してください。古い解説の材料を集め始める前に、利用中のバージョンで確認するのが確実です。JEIのレシピ検索の使い方も参考になります。
本拠点と遠征先をつなぎ、名前で迷わないようにする
- 遠征先に2個目のWaystoneを置くか、現地の石碑を見つけて登録します。
- 登録済みの石碑を右クリックし、一覧から「本拠点」を選びます。表示される費用も確認して移動します。
- 本拠点の石碑から遠征先へ戻り、双方向に行き来できることを確かめます。
- 名前を変える時は
Shift+右クリック。編集できる範囲は所有者やワールド側の設定に従います。
「家」「家2」よりも「本拠点・倉庫」「砂漠・村」「採掘場・入口」のように、場所と目的を組み合わせると一覧で選びやすくなります。石碑が増えたらお気に入りやグループも活用できます。最初から細かく分類せず、往復の多い場所を先に整理しましょう。

手持ちから帰るなら、Warp Stoneと巻物を使い分ける
石碑同士の移動は、出発地点まで石碑に戻る必要があります。採掘や探索の途中から帰りたい時は、次の携帯アイテムを使います。いずれも名前だけで判断せず、帰還先を選べるか、どこへ戻るかを分けて覚えましょう。
Warp Stone:右クリックを長押しして一覧を開き、登録済みの目的地を選びます。このバージョンでは耐久値を消費する再利用アイテムです。修繕(Mending)のエンチャントで耐久を回復できます。Warp Scroll:長押しで一覧から登録先を選ぶ、使い切りの巻物です。目的地を選んで帰りたい時の候補になります。Return Scroll:通常は同じ次元の最寄りの登録済みWaystoneへ戻る使い切りの巻物です。「本拠点へ固定で帰る」とは限りません。帰還用ポータルが有効な場合は、そちらが優先されます。Unbound Scroll/Bound Scroll:未設定の巻物を持って目的の石碑を使用し、帰還先を結び付けます。設定後はその目的地へ戻るために使います。
とくに注意したいのは、古い紹介で見かける「Warp Stoneは時間で再充電」という説明です。この記事の対象バージョンでは耐久値方式なので、残り耐久も確認します。用途別の詳細は作者のWarp Stone、Warp Scroll、Return Scroll、Unbound Scrollの説明で確認できます。
経験値不足とクールダウンを見分ける
標準ルールの通常の石碑移動とWarp Stone移動では、同一次元の距離に応じて1ブロック当たり0.01 XPポイント、上限27ポイントの費用が設定されています。次元をまたぐ場合も標準は27ポイントです。これは「27レベル」ではありません。実際に必要な費用は、移動先を選ぶ画面で確認してください。
Warp Stoneには標準で耐久値80の消費も設定されています。一方、巻物は使い切りで、標準のXP課金対象には入りません。MODパックやサーバーではワープルールを変えられるため、費用や移動可否が違っていても、すぐ不具合とは判断できません。
設定を調整する場合は、終了・バックアップ後にconfig/waystones-common.tomlを確認します。26.1系ではrules内のenableXpCosts、enableDurability、enableCooldownsが入口です。XPだけ無効にしたいならenableXpCostsをfalseにします。距離単価などはwarpSettingsで調整できます。旧バージョンの設定例を丸ごと貼るより、まず変更点を1つに絞ってください。
作者は設定変更後のゲーム再起動を勧めています。マルチの共通ルールを変える時はサーバー管理者側で扱い、参加者のクライアント設定だけで費用を消せるとは考えないようにしましょう。
インベントリの帰還ボタンは、初期状態では無効
作者画像にあるReturn to Waystoneボタンは、インベントリに常に表示される標準装備ではありません。初期状態では無効で、inventoryButtonの設定によって有効になります。表示されない時に、まずキーを探し続ける必要はありません。
nearest:通常は同じ次元の最寄りの登録済み石碑へ戻るany:移動先一覧を開く- 特定の石碑名:その名前の石碑を目的地にする
none:ボタンを無効にする
有効にしたボタンには、標準ルールで300秒のクールダウンがあります。これはWarp Stone自体の耐久消費とは別の制限です。操作キーを変更している場合はゲーム内の割り当てを確認し、石碑は「使用」、改名は「スニークしながら使用」で操作してください。作者のボタン設定ガイド。

友達と使う時は、個別登録とSharestoneを分けて考える
通常のWaystoneは、標準のACTIVATION設定では登録して使う石碑です。自分が名前を付けた石碑が、友達の一覧にも自動で追加されるとは限りません。まず各プレイヤーが現地で右クリックして登録する方法なら、仕組みを把握しやすくなります。
最初から共用の移動網にしたい場合はSharestoneが候補です。同じ素材のSharestone同士を結び、通常の石碑のような事前の個別登録は不要です。「同じ色」という旧バージョンの解説だけで選ばず、使うバージョンの素材区分を確認してください。通常のWaystoneを全員向けのGLOBALやチーム向けにする機能もありますが、編集権限と設定は管理者とそろえて運用します。作者のSharestone説明。
移動できない時と、石碑を移設・撤去する時の確認
- 目的地が一覧にない:そのプレイヤーが石碑を登録したか、通常のWaystoneとSharestoneのネットワークを取り違えていないか確認します。
- 設置すると消える・使えない:サーバーへの導入漏れと、スポーン保護範囲を確認します。作者FAQでも、非管理者の保護範囲内操作が挙げられています。
- クラフトできない:サーバーの導入状況と、パックによるレシピ変更を確認します。見た目の似た旧バージョンのレシピをそのまま使わないようにします。
- 一覧は開くが移動できない:画面の費用・耐久・待ち時間と、サーバーの次元移動制限を確認します。
石碑を引っ越す時は、シルクタッチ付きツルハシで回収する方法が作者から案内されています。登録情報を保って移設するための方法です。通常の破壊・再設置を同じ操作だと考えず、共同拠点なら移設後に他の参加者からも戻れるか確かめてください。
実体のない通常の石碑が一覧に残った場合は、管理画面でShiftを押して削除ボタンを有効にし、自分の一覧から外せます。グローバルの項目はクリエイティブでの操作が必要で、削除は他のプレイヤーにも影響します。Sharestoneや共用項目の整理は影響範囲が広いため、管理者に確認してから行います。古い案内を見て、いきなりセーブファイルを手編集しないでください。
MODを外す前も、元の構成とワールドのコピーを残します。コピーで開けることだけでなく、石碑・移動先・関連アイテムを確認してから本番の変更を判断しましょう。まずは2か所を安定して往復できる状態を作り、その後に携帯アイテムや共用網を増やすと、目的地を見失いにくくなります。



コメント