友達のMODサーバーに参加するときは、まず管理者が用意した「参加者用の構成」を確認しましょう。Java版では、Minecraft本体、MODローダー、必要なMODと前提MODを、サーバーで使う組み合わせに合わせます。
ただし、サーバーのmodsフォルダーを全員へ丸ごとコピーすればよいとは限りません。自分の画面だけを変えるMODや、サーバーだけで動くMODもあります。
この記事では、すでにあるMODサーバーへ参加する人向けに、準備するものと、入れないときの確認順を整理します。統合版のAdd-OnやRealmsは仕組みが異なるため、後半で分けて説明します。
最初に確認するのはJava版か統合版か
同じPCで遊んでいても、Java版と統合版は別です。「WindowsだからJava版」とは判断できません。
| 参加先 | 参加者が確認するもの |
|---|---|
| Java版のMODサーバー | サーバー指定の本体・ローダー・参加者用MOD構成 |
| Java版のバニラ/プラグインサーバー | 管理者が指定する対応バージョン。サーバー側にプラグインがあるだけで、参加者全員へMODが必要になるわけではない |
| 統合版のワールド・Realm | 統合版での招待と、そのワールドに適用されたAdd-On |
| 統合版の専用サーバー | 統合版用のアドレス・ポート、使う端末からの参加方法 |
FabricやNeoForge用の.jarファイルはJava版向けです。統合版へ同じファイルを入れても、Java版のMOD構成にはなりません。Minecraft公式のエディション比較でも、Java版のMODと統合版のAdd-Onは別の仕組みとして案内されています。
PCで作ったワールドへSwitchの友達を招きたい場合は、MODをそろえる前に、今のワールドのエディションとSwitchの参加条件を確認してください。Java版の保存データを使えるか、必要なアカウントやオンライン加入は何かを整理しています。

管理者から受け取る情報はこの6つ
いきなりMODを探し始めるより、次の情報を一度そろえるほうが確実です。
- Minecraft本体のバージョン
- MODローダーの名前とバージョン(Fabric、NeoForge、Forgeなど)
- 参加者用MODパックの配布先とパックのバージョン、または必要なMODの一覧
- 前提MODと、管理者が配布する設定ファイル
- サーバーの接続先と参加許可の条件
- 更新するときの連絡方法
MODパックが指定されている場合は、同名のパックでも「どのリリースを使うか」まで確認してください。パックはMODだけでなく設定もまとめたものです。参加者がそれぞれ好きなバージョンへ更新すると、同じパック名でも中身が変わります。NeoForgeのランチャー案内に、MODパックを扱えるランチャーが紹介されています。
管理者へ聞くときは、次のようにまとめると伝わりやすくなります。
参加に使うMinecraftのバージョン、ローダー名とバージョン、参加者用MODパックのリンクとリリースを教えてください。個別のMODや設定ファイルが必要なら、それもお願いします。
接続先は参加する相手の間だけで共有し、ブログのコメント欄などへ公開しないようにしましょう。
Java版:参加用の環境を別に作る
1. 普段のワールドとゲームフォルダーを分ける
いつもの環境へMODを継ぎ足すより、サーバー参加用のプロファイルを別に作ります。MODパック対応ランチャーなら、指定されたパックを新しいインスタンスとして導入する方法を使ってください。
公式Minecraft LauncherでNeoForgeを使う場合は、「起動構成」で専用の構成を作り、バージョンとゲームディレクトリを指定できます。NeoForge公式のクライアント導入手順でも、通常の.minecraftとは別のフォルダーを使う方法を案内しています。
既存のローカルワールドをその環境で開く予定があるなら、先にワールドをコピーして保管します。接続確認だけなら、大切なソロワールドを開く必要はありません。
2. 指定されたローダーで起動する
FabricならFabric、NeoForgeならNeoForgeを使います。名前が似ていても、Forge用ファイルとNeoForge用ファイルを区別せず混ぜるのは避けてください。MOD作者がその組み合わせを対応対象にしているかを確認します。
手動導入の入口は、Fabric公式とNeoForge公式です。FabricのWindows用インストーラーは、Minecraftとランチャーを閉じ、対象のMinecraftバージョンを選んで導入する流れです。詳しい操作はFabricのWindows向け手順で確認できます。
インストーラーが動かないときは、Javaの条件も確認します。例えばNeoForge 26.1の公式説明では、Minecraft 26.1はJava 25を使うと案内されています。古い記事の「Java 21を入れればよい」という説明を全バージョンへ当てはめず、対象のMinecraftバージョンとローダーの案内を優先してください。
3. 必要なMODを参加用フォルダーへ入れる
手動導入では、参加用に作ったゲームディレクトリのmodsフォルダーへ、指定されたMODの.jarファイルを置きます。普段の.minecraftにあるmodsへ入れたつもりでも、別のゲームディレクトリで起動していれば読み込まれません。
配布ページで見るポイントは、MOD名だけではありません。
- 対応するMinecraftのバージョン
- 対応するローダー
- ファイル自体のバージョン
- 必須の前提MOD
- クライアント側・サーバー側の導入条件
Fabric公式のMOD導入案内によると、多くのMODがFabric APIも必要としますが、すべてのMODで必須とは限りません。作者の依存関係に合わせます。また、1.21系など大きな区分が同じでも、小さな更新をまたいで動くとは限りません。
入手先は作者が案内するModrinth、CurseForge、公式リポジトリなどを使います。再配布サイトや広告のダウンロードボタンから、出所の分からない実行ファイルを入れないようにしてください。詳しくはFabricの配布元確認ガイドを確認しましょう。
4. その起動構成でサーバーへ接続する
参加用の起動構成を選んでゲームを起動し、マルチプレイのサーバー一覧から「サーバーを追加」または「ダイレクト接続」を使って、管理者から受け取った接続先を入力します。基本操作はJava版の公式サーバー参加手順でも確認できます。
接続先の末尾にポート番号が付いている場合は、その番号も含めて使います。友達のサーバーへ参加するために、自分のPCで専用サーバーを起動する必要はありません。
参加操作を動画で確認する
Minecraft公式の「Play With Friends and Join Servers」は、友達と遊ぶときの基本操作を紹介する動画です。
全員に必要なMODと、自分だけでよいMODの違い
「MOD入りサーバーだから全部を全員に入れる」という判断はできません。配布ページの環境表示に加えて、作者の説明を読みます。
| 例 | 導入条件の考え方 |
|---|---|
| Sodium | 描画を最適化するクライアント側MOD。自分の描画改善のために、専用サーバーにもSodiumを入れる必要はない |
| Lithium | クライアントでもサーバーでも使えるが、サーバーへ入れたことだけを理由に参加者へ導入を強制する必要はないと作者が説明 |
| ブロック・アイテムなどを追加するMOD | 両側に必要なものがある。参加先の指定と個別MODの要件に従う |
Sodiumの配布ページは対応環境をClient-sideと記載しています。一方、Lithiumの説明は、片側だけでも利用できることを明記しています。「Client and server」という表示だけで「両方への導入が必須」と決めつけないのがポイントです。
ただし、サーバーのルールで使用が禁止されているMODは使えません。参加用の基本構成で接続できたあと、追加したいクライアントMODがあれば管理者へ確認してください。
Createで遊びたい場合の具体的な構成は、次の記事にまとめています。ここでは別のMODを増やすより、まず指定の構成で参加できる状態を作りましょう。


入れないときは「どこで止まるか」で分ける
| 止まる段階 | 最初に確認すること |
|---|---|
| ゲームが起動しない | Java、ローダー、前提MOD、重複した旧ファイル。接続先を変える前に起動側を確認 |
| ゲームは起動するが、本体のバージョンが違うと表示される | サーバー指定のMinecraftバージョンで起動したか。ランチャーの「最新のリリース」を選び直さない |
| MOD不足・互換性エラーが出る | エラーに出たMOD名と要求バージョンを、参加者用構成と照合。名前が同じ別ローダー用ファイルにも注意 |
| タイムアウトなどでサーバーへ届かない | 接続先とポート、サーバーの稼働、他の参加者も入れないか。MODの入れ直しだけでは原因を絞れない |
| 参加許可がないと表示される | 管理者へ、自分のJava版のプレイヤー名と許可設定を確認してもらう |
この順番は切り分けの目安です。表示されたエラー文を残し、まとめて設定を変えず、変更前後を一つずつ比べます。
起動時の問題を調べるときは、参加用ゲームディレクトリのlogsフォルダーを見ます。Fabricのログ案内ではlatest.log、NeoForgeのFAQではdebug.logが案内されています。クラッシュした場合はcrash-reportsも確認します。
管理者へ渡すのは、エラー全文、発生した時刻、使った構成、直前に変えた内容です。ログを公開の場所へ貼る前には、接続先IPや個人のフォルダーパスなどを確認し、必要のない情報は共有しないようにします。
統合版:Add-OnとJava版MODを混ぜない
統合版で友達のAdd-On入りワールドに参加する場合は、Java版のローダーを用意する作業とは分かれます。
特にRealmsでは、オーナーがそのRealmで有効にしたAdd-Onを、参加時に自動でダウンロード・適用する仕組みが公式のAdd-On有効化手順に案内されています。Java版のmodsフォルダーを配る方法には置き換えられません。
また、統合版でも「Realmへ招待される」と「自分で運用する専用サーバーへ接続する」は別の参加方法です。PC・モバイルではサーバー名、アドレス、必要に応じてポートを追加できますが、コンソール版のサーバー一覧は統合版の公式サーバー参加案内上、特集サーバーに制限されています。SwitchやPlayStation、Xboxの人へ、PCと同じようにアドレスを入力する手順を案内しないようにしてください。
Java版と統合版をつなぐGeyserを使うサーバーもありますが、参加者側へのJava MOD導入が必要なサーバーを、そのまま統合版対応にできるわけではありません。Geyser公式のMODサーバー対応条件を管理者へ確認します。
更新前は管理者とタイミングを合わせる
遊べている環境は、その構成を控えてから変更します。「MODが新しくなったから」と参加者だけが更新すると、次の参加時に違いが生まれます。
管理者は、サーバーを正常に停止したうえで、ワールドと設定、現在のMOD構成を別の場所へ保管します。できればバックアップのコピーを使って更新後の起動と参加を確認し、その後に全員へ新しい構成を共有してください。NeoForgeサーバーの更新案内でも、ローダーやMODの更新前にワールドをバックアップするよう案内しています。
参加者のPCにあるsavesフォルダーを保存しても、専用サーバー上の共有ワールドのバックアップにはなりません。誰が共有ワールドを保管するのかまで決めておくと、更新に失敗したときも戻しやすくなります。
参加前の最終確認は、次の4点です。
- Java版/統合版と、参加先の種類が合っている
- 指定の本体・ローダー・MODパックのバージョンで起動している
- 前提MODと配布された設定を含めてそろえている
- 接続先と参加許可、次回の更新方法を確認している



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