SatisfactoryのPC版でブループリントを共有するには、設計図の「.sbp」ファイルを、使いたいセッションのフォルダーへコピーして、セーブを読み込み直します。工場のセーブやSMMのプロファイルだけを渡しても、設計図のファイル共有は済みません。
この記事ではWindowsのSteam版・Epic Games Store版を中心に、取り込み手順、別セーブやマルチで表示されない理由、削除前に残しておくデータを整理します。家庭用機の設計図は保存方式が異なるため、以下のPC向けファイル操作は使いません。
共有するのは「.sbp」。説明やアイコンは「.sbpcfg」
ブループリントは、製造設備や土台などの配置をまとめて保存し、同じ構成を繰り返し建てる機能です。PCでは、次のファイルを使います。
| ファイル | 入っているもの | 共有時の扱い |
|---|---|---|
| .sbp | 建物の配置など、設計図本体 | 必須。これがなければ配置を取り込めません |
| .sbpcfg | 説明文、アイコン、アイコンの色 | 任意。配布されていれば、同じ名前の本体と一緒にコピーします |
.sbpcfgがなくても、.sbpだけで設計図を共有できます。ただし、作者の説明やアイコンまで同じにはなりません。また、ゲーム内のカテゴリ・サブカテゴリ分けはセーブ側の情報です。2ファイルをコピーしても、作者と同じ分類が丸ごと復元されるわけではありません。取り込み後は「Undefined Category」の未分類欄を確認してください。公式Wiki:設計図ファイルと共有(英語)
先にセーブとblueprintsフォルダーを両方コピーする
取り込みや整理の前に、ゲームを終了してバックアップを作ります。Windowsのエクスプローラーのアドレス欄に、次を貼り付けて開いてください。
%LOCALAPPDATA%\FactoryGame\Saved\SaveGames
この中のセーブが入ったID名のフォルダーと「blueprints」フォルダーを、ゲームが使わない別の場所へコピーします。IDの見分けがつかなければ、SaveGamesフォルダー全体を日付付きのバックアップ先へコピーしておく方法でも構いません。元ファイルを移動・削除する操作は不要です。
公式も1.2の更新案内で、セーブとblueprintsを別のバックアップ対象として挙げています。クラウド上に工場のセーブがあることだけを、設計図ファイルも守られている根拠にしないようにしましょう。公式更新案内:2026年5月19日のバックアップ手順(英語)/公式サポート:セーブの保存場所(英語)
受け取ったブループリントを入れる手順
1.使うセッションで設計図を一つ保存する
取り込み先のセーブを開き、Tier 4の「FICSIT Blueprints」を解放します。ブループリント・デザイナーを建て、土台だけなどの簡単な設計図を一つ作り、操作端末から名前を付けて保存してください。
この保存で、そのセッション用の設計図フォルダーが作られます。すでに設計図を保存したことがあるセッションなら、新しく作る必要はありません。ここで付けた名前のファイルを目印にすると、あとでコピー先を確認しやすくなります。
2.ゲームを終了し、保存先を開く
エクスプローラーで次の場所を開き、その中から今回使うセッション名のフォルダーを選びます。セッションは、一つの工場・ワールドとしてまとめられたセーブの単位です。
%LOCALAPPDATA%\FactoryGame\Saved\SaveGames\blueprints
先ほど保存した設計図の.sbpが入っているか確認してください。置くのはblueprints直下ではなく、その中のセッション用フォルダーです。Steamのゲームインストール先や、.savが並ぶIDフォルダーへ入れる手順ではありません。
3.配布ファイルをコピーする
- 配布物がZIPなら展開し、中の.sbpを確認します
- 同じ名前の.sbpcfgも配布されていれば、セットでコピーします
- 取り込み先に同名ファイルがあるときは、上書きせず、まず元の設計図と配布物を確認します
配布元では、対応するゲームバージョン、必要なMOD、使用したデザイナーのMk、含まれる設備を確認しておきます。設計図の取り込みに、無関係な実行ファイルや「専用インストーラー」を起動する必要はありません。作者や配布元が分からないファイルは避けてください。開発元も、設計図のダウンロード元を確認するよう注意を促しています。開発者回答:配布ファイルの安全性(英語)
4.セーブを読み込み直し、未分類欄を探す
ゲームを起動し、コピー先と同じセッションのセーブをロードします。建築メニューのブループリント欄を開き、「Undefined Category」を確認してください。表示されたら、必要なカテゴリを作って整理できます。
別の自分のセーブへ持ち込む場合も同じ手順です。元セッションのファイルを残したまま、新しいセッションのフォルダーへコピーしてください。新規セーブに以前の設計図が自動で並ぶ仕組みではありません。開発者回答:別セーブへの持ち越し(英語)/公式Wiki:取り込み先の準備と再読み込み(英語)

保存画面の操作は開発元の機能紹介動画(2022年、英語)の7分06秒付近から確認できます。14分03秒付近では、セーブと設計図ファイルの違いを説明しています。
表示されないときは「どこに出ないか」で切り分ける
別のセーブでだけ見つからない
コピー先のセッションを確認します。古い工場のフォルダーに置いたまま、新しく始めた工場を開いていないでしょうか。取り込み先で作ったテスト用設計図と、受け取った.sbpが同じフォルダー内にあるかを見直し、そのセーブを再読み込みします。
作者と同じカテゴリに出てこない
まず未分類欄を探します。カテゴリが引き継がれないことと、設計図本体が消えたことは別です。ファイルを削除して入れ直す前に、未分類に残っていないか確認しましょう。
自分のソロでは使えるが、友達の工場には出てこない
友達が工場を開いている場合は、ホストがその工場で使う設計図ファイルを確認します。参加者のソロ用フォルダーへ入れただけで、友達の工場へ持ち込めるとは考えないでください。
使いたい.sbpと、あれば.sbpcfgをホストへ渡し、ホストがゲームを終了して、遊ぶセッションのフォルダーへコピーします。その後ホストがセーブを開き直し、参加者も入り直して確認します。工場そのものへの招待やセッションIDの使い方は、Satisfactoryのマルチプレイを始める方法で解説しています。
専用サーバーでは、設計図の確認先もサーバー側です。管理者に、現在サーバーが動かしているセッションのblueprintsフォルダーを確認してもらいます。レンタルサーバーやサービス起動では保存先が変わるため、自分のPCのパスをそのまま当てはめず、管理画面・利用中のサーバーの案内を使ってください。開発者回答:専用サーバーの設計図(英語)/公式Wiki:サーバー側の保存先(英語)
正しい場所にあるのに、マルチの表示がおかしい
ファイルを消す前に、ホスト・参加者・専用サーバーの更新状況を確認します。2026年8月11日の1.2.4.0では、次の不具合が修正されています。
- マルチを含む一部の条件で、設計図がカテゴリ内に正しく表示されない
- セッション名に無効な文字が含まれると、設計図が機能しない
- マルチへ再参加した際、配置済みの設計図による建物が見えなくなる場合がある
特に最後の項目は、設計図一覧に項目がない症状とは別です。すでに建てた設備が見えないからといって、.sbpを失ったと決めつける必要はありません。古い不具合報告だけを見て、セッション名の変更や設計図の全削除を始めないようにしましょう。1.2.4.0公式パッチノート(英語)
一覧には出るが、配置・編集できないとき
建物を置くには、使われている設備や材料も必要
設計図を受け取ることと、中身を建てられることは別です。たとえば上位のコンベアや未解放の設備を含む設計図では、自分の工場の進行が条件を満たしているか確認します。表示された建築コスト分の材料も必要です。公式紹介:設計図とアンロック条件(英語)
MOD製の設備が入っている場合は、作者が指定するMODと対応バージョンも確認してください。.sbpをコピーしても、必要なMOD自体はインストールされません。SMMの構成を友達と合わせる場合は、SatisfactoryのMOD導入・プロファイル共有手順へ進んでください。
「違うサイズのデザイナーで作られた」と出る場合
デザイナーは、大きいものなら何でもそのまま読み込めるわけではありません。保存済み設計図を端末から読み込んで編集する場合は、作成したものと同じMkのデザイナーを使います。
| デザイナー | 設計できる空間 | 解放 |
|---|---|---|
| Mk.1 | 32×32×32m | Tier 4 |
| Mk.2 | 40×40×40m | Tier 6 |
| Mk.3 | 48×48×48m | Tier 9 |
上の数値は設計する空間で、デザイナー本体の外寸ではありません。公式Wiki:デザイナーの解放条件と寸法(英語)/公式紹介:Mk.1~Mk.3の大きさ(英語)
Mk.1の設計をMk.2へ発展させたい場合は、端末で直接ロードする代わりに、建築メニューからMk.1の設計図を選び、Mk.2の設計範囲内へ建設します。そこから追加・変更して、新しい設計図として保存する方法があります。収まる大きさであることと、材料が必要な点は変わりません。開発元の説明:読み込みと建設の違い(英語)
消してしまった設計図は、古いセーブだけでは戻らない
PCでは、設計図本体がセーブとは別ファイルです。ゲーム内の「Remove Blueprint」で設計図を削除すると、そのファイルも削除されるため、削除前の.savをロードするだけでは元に戻せません。工場に置いた設備の解体と、一覧から設計図を削除する操作も区別してください。公式Wiki:設計図削除時の注意(英語)
見当たらなくなったときは、次の順で残っているコピーを探します。
- ほかのセッションのフォルダー。別の工場で作った設計図なら、そちらの.sbpが残っていないか確認します
- 以前使っていたPCや、別に残したバックアップ。セーブだけでなくblueprintsフォルダーを探します
- 共有した友達や元の配布ページ。同じ設計図のファイルを受け取れるか確認します
コピーが見つかったら、現在のSaveGamesも先に退避し、必要な.sbpと、あれば.sbpcfgを対象セッションへコピーします。ゲームを開き直して一覧と中身を確認し、カテゴリを整理してください。手元に残っている別の設計図を消して帳尻を合わせる必要はありません。
今後は、新しい設計図を作ったあとにblueprintsもバックアップへ追加する運用にすると、PCの移行や誤削除に備えられます。「工場のセーブ」と「再利用する設計図」の両方が残っているかを確認しておきましょう。
Satisfactory © Coffee Stain Studios. ゲーム画像:Coffee Stain公式プレスキット。動画:Coffee Stain Studios。



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