BG3 Mod ManagerでMODの追加・並べ替えを試す前は、File → Save Order As…で、正常に使えているロード順を別名のJSONファイルに残します。元へ戻すときはそのJSONを読み込み、必要なMODを確認してからExport Order to Gameでゲームへ反映します。
ただし、JSONが保存するのはMODの読み込み順です。MODのファイル本体や、冒険の進行を記録したゲームセーブは別に保護してください。ロード順だけ戻しても、削除したMODや更新前のバージョンまでは復元できません。
この記事はLaughingLeaderの外部ツール「BG3 Mod Manager」を使うWindows PC向けです。2026年10月6日に確認した最新正式リリースは1.0.12.9。ゲーム内のMod Managerとは操作が異なり、Mac・PS5・Xbox・Steam Deckへ同じ手順をそのまま当てはめるものではありません。作者の正式リリース(英語)
保存を始める前に、Publicとゲームの場所を確認する
初めて使う場合はゲームを一度起動し、プロファイルとMODフォルダーを作成してから終了します。入手先はLaughingLeaderのGitHub(英語)です。作者は、このリポジトリ以外に公式サイトはないと明記しています。
1.0.12.9には.NET 8.0とMicrosoft Visual C++ Redistributableが必要です。配布ZIPはProgram Filesなどの保護された場所を避けて展開し、BG3ModManager.exeを起動します。
- Profile:通常はPublicを選ぶ
- Campaign:Mainなど、使うキャンペーンが選ばれていることを確認する
- Settings → Preferences → Game Data Path:ゲームをインストールした場所のDataフォルダーを指定する
パスが自動検出されなかった場合は、Preferencesで修正して保存し、BG3 Mod Managerを再起動します。キャンペーンが空欄のまま書き出すと問題になるため、先にここを整えましょう。パス設定と再起動の注意(英語)

変更前のロード順をSave Order As…で残す
Mod Orderは、表示・編集するロード順を選ぶ欄です。この中のCurrentは、選択中のプロファイルのmodsettings.lsxから読み込んだ、ゲーム用のロード順を表す項目です。日付付きのバックアップ名ではありません。
Currentを選んだ状態でFile → Save Orderを押すと、JSONを作るのではなくmodsettings.lsxへ書き出します。ゲームへの反映前に退避したい場合は、次のSave Order As…を使ってください。
- ゲームを終了し、残したい構成がBG3 Mod ManagerのActive側に並んでいることを確認する。すでに一覧が消えている場合は、後述の復元方法へ進む
- File → Save Order As…を選ぶ。初期ショートカットはCtrl+Alt+S
- 「2026-10-06_before-new-mod.json」など、日付と変更前だと分かる名前で保存する
- 保存先のJSONファイルを確認し、元ファイルを上書きしないよう、別のバックアップ用フォルダーにもコピーする
- 続けて試すときは、もう一度Save Order As…で「test」などの別名を付け、そちらを編集する
別名保存したJSONはMod Orderの選択肢にも加わります。保存済みJSONを選んだ状態で通常のSave Orderを押すと、そのJSONが更新されます。「変更前」のファイルを選んだまま試行錯誤を続けないのがポイントです。
読み込み順のJSONを置く標準の場所は、BG3 Mod Managerのフォルダー内のOrdersです。変更している場合はPreferencesのLoad Orders Pathを確認します。ゲームのModsフォルダー内へバックアップ用のサブフォルダーを作るのは避けてください。作者は、Mods内のサブフォルダーがロード順のリセットにつながると注意しています。保存動作の定義(英語)/作者の注意事項(英語)
ゲームへ反映するときはExport Order to Gameを使う
JSONを別名保存したあと、使いたい構成をActive側に並べ、File → Export Order to Gameを選びます。初期ショートカットはCtrl+Eです。書き出し成功の表示を確認してから、ゲームを起動してください。起動中のゲームへ順番を変えて即座に反映する操作ではなく、変更後はゲームの再起動が必要です。
主な操作の役割は次のとおりです。
- Save Order As…:別名のJSONへロード順を保存する
- Save Order:選択中のロード順を保存する。Currentならゲーム用のmodsettings.lsx、保存済みJSONならそのJSONが対象
- Export Order to Game:選んだロード順をmodsettings.lsxへ書き出す
- Export Order to Archive As…:対象MODのファイルとロード順をZIPへまとめる。ゲームセーブを保存する操作ではない
ボタンの位置は作者READMEの書き出し画面(英語)でも確認できます。「Saveしたから反映済み」と一律に判断せず、どのMod Orderを選び、どの操作を行ったかを確認しましょう。
保存したJSONから元のロード順へ戻す
- ゲームを終了する
- File → Import Order from File…を選び、保護しておいたJSONを指定する。初期ショートカットはCtrl+Shift+O
- Active側のMODと並び順を確認する。不足MODの警告が出た場合は、元の配布元から必要なファイルを用意する
- 各MODのバージョン、前提MOD、対応するゲーム更新を確認する
- File → Export Order to Gameで反映し、ゲームを起動する
JSONの読み込みで、MODが自動ダウンロードされたり、更新前のバージョンへ戻ったりするわけではありません。1.0.12.9のロード順JSONに保存される中心的な情報は、MOD名と識別子のUUID、それらの順番です。バージョンまで戻す必要がある場合は、当時のファイルや配布ページの記録を使ってそろえます。JSONへ保存する項目(英語)
不足MODがある状態で、元のバックアップへ上書き保存しないでください。Save Order As…には、見つからないMODを保存対象から外す処理があります。復旧に必要な元の一覧を残したまま、ファイル不足を解消しましょう。ロード順を戻してもMOD同士の不具合までは直らないため、長く進めたセーブを試験中の状態で上書きしないことも大切です。
JSONがないときはLastExportedかゲームセーブを確認する
直前に書き出した構成をLastExportedで確認する
1.0.12.0以降には、最後に書き出したロード順をLastExported.jsonへ自動保存する機能があります。Currentのロード順が消えた場合には、Restore Load Orderという確認画面が出ることもあります。自動保存・復元機能の追加(英語)
この確認のYesは、直前の構成をゲーム用ファイルへ書き戻す操作です。戻したい構成か判断できないときは、先にLastExported.jsonを別の場所へコピーし、Mod OrderのLastExportedを選んで内容を確認してください。
LastExportedは、別の構成を書き出すと更新されます。変更前の状態を何世代も残す用途には、日付付きJSONを別名保存して使い分けましょう。
そのセーブで使っていた順番を読み込む
ゲームセーブが残っている場合は、File → Import Order from Save As New Order…から.lsvファイルを選ぶ方法もあります。既存の選択中ロード順へ取り込むImport Order from Save…とは別の項目です。
この機能で取り出すのは、セーブに記録されたロード順です。セーブの破損修復や、MODファイルの復元ではありません。読み込めた一覧の不足を確認し、必要なMODをそろえてからゲームへ書き出してください。保存・読み込みメニューの項目(英語)
ロード順・MOD本体・ゲームセーブを別々に保護する
アップデート前やMODを入れ替える前は、次の3つを一緒に残すと戻すための情報が不足しにくくなります。
- ロード順:Save Order As…で保存した、日付付きのJSON
- MOD本体:使っている.pakなどのファイル、配布ページ、バージョン番号。Script Extenderや手動配置ファイルを使っている場合は、その導入方法・設定も別に記録する
- ゲームセーブ:変更前の手動セーブと、そのセーブフォルダーの別場所へのコピー
標準的なWindows環境の場所は次のとおりです。エクスプローラーのアドレス欄へ貼り付けると開けます。
MODフォルダー%LOCALAPPDATA%\Larian Studios\Baldur's Gate 3\Mods
ゲームセーブ%LOCALAPPDATA%\Larian Studios\Baldur's Gate 3\PlayerProfiles\Public\Savegames\Story
Story内ではセーブごとにフォルダーが分かれています。ゲームを終了してから、残したいセーブのフォルダーをバックアップ先へコピーしてください。Larianの保存場所案内(英語)
BG3 Mod ManagerのFile → Export Order to Archive As…で作るZIPには、ロード順JSONと対象MODのファイルが入ります。ただし、これだけをゲーム環境全体のバックアップとして扱わないでください。ゲームセーブや、管理対象外の手動配置ファイル・設定は別に残します。ZIPを友達へ渡す場合も、各MODの再配布条件を確認してください。
読み込み順がまた消えるときは、書き出しを繰り返す前に確認する
作者は、ゲーム起動時にmodsettings.lsxがリセットされる場合、MODのエラーでゲーム側がロード順を消している可能性を挙げています。次の順で調べましょう。
- Game Data PathとCampaignの選択に誤りがないか
- Modsフォルダー内にバックアップ用のサブフォルダーを作っていないか
- 同じMODの新旧ファイルが重複していないか、不足する前提MODがないか
- 本体更新後に、各MODの対応状況が変わっていないか
JSONがあっても、現在のゲームとMODの組み合わせが動く保証にはなりません。Larianも本体更新やMODの依存関係・競合によって問題が起こると案内しています。原因を調べる間は元のセーブとファイルを残し、作者の更新情報を確認します。MOD利用時の公式注意点(英語)
友達のセッションへ入るときの不一致は、BG3のMOD不一致・バージョン同期ガイドで確認できます。ゲーム内Mod Managerから仲間の同行人数を増やしたい場合は、Adjustable Party Limitの設定ガイドを参照してください。
画像のライセンス
BG3ModManagerのドキュメント画像:MIT License(英語)。本文画像は上部をトリミング。アイキャッチは同じ画像をトリミング・拡大し、暗いマスクと文字を重ねています。
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