Valheimの専用サーバーでadminlist.txtに登録したのにspawnやdebugmodeが使えない場合は、管理者のPCへServer devcommandsを導入する方法があります。findなど一部の機能はサーバー側への導入も必要です。
この記事は、自分で管理している接続済みのSteam版専用サーバーと、Windowsの管理者PCが対象です。共有ワールドを変更する前に、参加者へ内容を伝えてください。
資源量を増やす、襲撃を止めるだけなら、標準のワールド補正で設定できます。

F5が開かない時は、遊ぶ側のValheimへ-consoleを追加する
MODを使っていない状態では、SteamライブラリでValheimを右クリック → プロパティ → 一般 → 起動オプションを開き、-consoleを追加します。その設定でValheimを起動し、ワールドへ入ってF5を押してください。設定するのは参加用のゲームで、専用サーバーの起動引数ではありません。
ノートPCなどでF5が別の機能を呼び出す場合は、Fnキーやファンクションキーの動作も確認します。Server devcommandsを読み込んでいる場合は、MODがコンソールを有効にします。公式のコンソール有効化手順(英語)
管理者IDは、サーバー側のadminlist.txtへ登録する
別PCでサーバーを動かしているなら、参加用PCのadminlist.txtを編集しても登録先が違います。サーバーを実行しているWindowsアカウントの保存先を開いてください。起動引数に-savedirがあれば、その指定先を使います。指定がない場合の標準保存先は次の場所です。
%USERPROFILE%\AppData\LocalLow\IronGate\Valheim
- ゲーム内でF2を開くか、サーバーログを見て、自分のPlatform User IDを確認します。
[Platform]_[User ID]の形式で表示されるIDを、接頭辞と大文字・小文字も含めてコピーしてください。 - 参加者に退出してもらい、サーバーのコマンド画面でCtrl+Cを押して終了を待ちます。
- サーバーの保存先にある
adminlist.txtをテキストエディターで開き、既存の登録を残して自分のIDを1行に追加し、保存します。キャラクター名やSteamの表示名は使いません。 - 普段の起動方法でサーバーを立ち上げ、再接続します。
権限を確認する時は、F5のコンソールでbannedを入力します。BAN一覧を表示する標準の管理者コマンドです。権限エラーになる場合は、編集した保存先とIDを見直してください。公式の管理者設定・コマンド(英語)
MODを入れる前に、キャラとサーバーのワールドを保管する
ゲームとサーバーを終了し、管理者のキャラクターとサーバー側のワールドをバックアップします。サーバー側の保存先は、フォルダー一式をコピーしてください。参加用PCのキャラだけを保管しても、サーバーの拠点や地形は戻せません。
建物の削除や進行の変更はセーブに残ります。MODを外すだけでは変更前へ戻せないため、導入前のバックアップを別の場所に残してください。

Server devcommandsを、コマンドを使う管理者のPCへ入れる
MOD管理ツールを使うと、MODと設定をプロファイルごとに管理できます。初めて使うなら、r2modmanの公式配布ページ(英語)からダウンロードし、ZIP内のWindows用セットアップを実行して導入します。すでに管理ツールを使っている場合は、そのValheim用プロファイルを使えます。
- 管理ツールでValheimを選び、Steam用のプロファイルを作成または選択します。
- JereKuuselaのServer devcommands配布ページ(英語)を開き、Install with Appから管理ツールへ渡して導入します。ツール内で検索する場合も、作者がJereKuuselaであることを確認してください。
- 配布ページのRequired欄にある
BepInExPack Valheimも必要です。前提ツールが同じプロファイルへ導入されていることを確認します。 - そのプロファイルのStart moddedなど、MODを有効にする起動方法でValheimを起動し、専用サーバーへ接続します。
名前の似た旧パッケージDedicated server devcommandsは非推奨です。新しく導入する際はServer devcommandsを選んでください。

接続後にdevcommandsを有効にし、使いたいコマンドを入力する
Server devcommandsの既定設定では、サーバーへ入った時の管理者チェックが通るとdevcommandsが自動で有効になります。自動有効化を切っている場合は、F5を開いてdevcommandsを入力します。
ワールドのシードを表示するコマンドは次のとおりです。入力後にEnterを押してください。
seed
debugmodeも同じコンソールから入力します。devcommandsの自動有効化と、debugmodeの自動有効化は別設定で、後者の既定値はfalseです。
対象を探すfindを使う場合は、サーバー側にもServer devcommandsを入れます。機能ごとの導入先は作者の説明(英語)で確認してください。
サーバー側へ入れる場合は、専用サーバーがBepInExを読み込む起動方法も必要です。BepInExPackのサーバー向け導入説明(英語)に従ってください。レンタルサーバーでは、提供元が対応しているMOD導入方法を使います。
まだ動かない時は、起動方法・権限・制限を確認する
- F5自体が開かない:MODを入れたプロファイルから起動したか確認します。管理ツールにMODが表示されていても、通常のSteam起動ではその構成を読み込んでいない場合があります。
- 「Unauthorized to use devcommands.」と出る:MODの管理者チェックを通っていません。サーバー側の
adminlist.txt、Platform User ID、編集した保存先を確認します。 - 管理者なのに特定のコマンドだけ使えない:サーバー側にもMODを入れている場合は、その
BepInEx/config/permissions.yamlに個別の許可・拒否設定がないか確認します。通常の管理者登録だけで使う場合、手動でこの権限設定を作り込む必要はありません。他の管理者が設けた制限は、担当者に確認してください。作者の権限設定説明(英語) - ゲーム更新後から使えない:導入中のMODと前提ツールのバージョンを、作者の更新履歴(英語)と照合します。バックアップを残し、対応する更新が出ているか確認してください。
1.0以降は、チート状態と実績への影響に注意する
実績の取得制限を解除していない通常の状態では、spawnなどを使うとキャラクターとワールドにチート状態が記録されます。生成したアイテムにも記録が付き、受け取った別キャラの実績にも影響します。仲間へ生成アイテムを配る前に伝えてください。公式1.0 FAQ(英語)
Steam向けの1.0.12では、devcommandsやMODの使用後も実績を取得するための選択肢が追加されました。F5のコンソールから次のコマンドを入力します。実績取得への参加を選ぶ操作で、変更したワールドを巻き戻す操作ではありません。公式1.0.12の変更点(英語)
yesiuseddevcommandsbutiwantmyachievementsanyway
1.0.15では、この実績バイパスを有効にしたキャラのdevcommands由来アイテムを、チート扱いにしない変更も入りました。公式1.0.15の変更点(英語)
Server devcommandsには、コマンドによるキャラクターへのチート記録を抑えるDisable cheat trackingもあり、既定値はtrueです。実績を重視する場合は、導入したプロファイルのBepInEx/config/server_devcommands.cfgで、この設定も確認してから使ってください。
Valheim © Iron Gate AB / Coffee Stain Publishing. 画像:公式Press & Creators(英語)。



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