恐竜だらけのマップに、人間の村や頼れる採集仲間を増やしたい。Human_NPCs_ASA(ヒューマンNPC・ASA)は、人間の集落、テイムできる仲間、拠点への襲撃を加えるMODだ。NPCは、プレイヤー以外のキャラクターのこと。仲間を連れ歩く遊びと、敵対する村を相手にする緊張感が一緒に加わる。
下の作者公開画像では、小さな木造の小屋が大木や岩の間に並んでいる。小屋が地形に沿って点在し、森に人が住む様子が伝わってくる。こうした村を探し、人間と出会うことが探索の目的になる。

まずは襲撃を止めて、仲間探しから始めよう
このMODの人間は、こちらの拠点へ集団で攻めてくることがある。採集助手が欲しいなら、最初に拠点襲撃だけを止めると始めやすい。村や仲間の要素を残し、襲撃の有無を別に選べる。
自分のシングルプレイ、または管理権限のあるサーバーでは、コンソールから次のコマンドで襲撃を停止できる。
cheat ScriptCommand baseattack false
コンソールはSettings(セッティングス/設定)→Advanced(アドバンスド/詳細)でConsole Access(コンソール・アクセス)をオンにして保存すると使える。キーボードではToggle Console(トグル・コンソール/コンソール切替)の割当キー、コントローラーではポーズ画面左下の案内から開こう。入口はNitradoのASA管理コマンドガイド(英語)も参照。
設定ファイルで管理するなら、GameUserSettings.ini(ゲームユーザーセッティングス・イニ/ゲーム設定ファイル)の該当セクションを次のようにする。編集前にゲームやサーバーを止めてバックアップを取り、同じセクションがある場合はその項目を直そう。
[Human_NPCs_Base_Attack]
BaseAttackNotAllowed=1
襲撃の停止と、野生NPCの友好化は別の設定。相手への攻撃や村での略奪は、野生NPCを怒らせる。設定の範囲は作者の襲撃・村ガイド(英語)で確認できる。
人間のテイムは、手を振って落ち着かせてから
歩行テイムが有効な環境では、エモートで落ち着かせ、食料を手渡す流れで仲間にできる。恐竜に乗ったまま村へ突っ込むより、離脱できる場所を確保して徒歩で近づこう。
- 向かってくるNPCへ、Wave(ウェーブ/手を振る)かFriendly Lower Hands(フレンドリー・ロウワー・ハンズ/両手を下げる友好的な動作)のエモートを使う。
- 相手が落ち着いたら、食料をホットバーの一番最後のスロットへ入れて与える。
- 落ち着かないまま迫ってきたら、いったん離れる。攻撃を受けたり驚いたりして怒っている間は、エモートでなだめられない。
途中で相手を殴るなどして怒らせたときも、無理に続けず距離を取ろう。詳しい流れは、ASA配布ページからも参照できる作者の歩行テイム手順(英語)へ。
サーバー設定によっては、歩行テイムを使えない場合もある。TamingMode=0は歩行と昏睡の両方、1は歩行のみ、2は昏睡のみ。さらにNoTames=1ならテイム自体が無効になる。自分の環境で食料を渡せないときは、作者の設定一覧(英語)と管理者の設定を照合しよう。
採集の指示を出したら、追従を解除するのを忘れずに!
仲間にした人間には、採集や施設の世話を頼める。最初は収納や菜園の近くまで連れていき、NPCの操作メニューで次の順に指示しよう。
- Harvesting(ハーベスティング/採集)を開く。
- Harvest Resources(ハーベスト・リソーシズ/資源採集)を有効にする。
- Send Harvesting(センド・ハーベスティング/採集へ送り出す)から、動き回る範囲を選ぶ。
- プレイヤーへの追従を解除する。追従中は採集を始めない。
指示した場所が収納を探す中心になる。働く場所を変えたいときは、新しい場所へ連れていき、採集範囲を指定し直そう。
仕事は持っている武器によって変わる。素手はベリーや種、斧は石や金属、剣は木材やわら、槍は魚といった担当がある。菜園なら素手や棍棒、製錬炉なら斧のNPCという具合に、頼みたい仕事に合わせて仲間を選べる。
触らせたくない収納箱は名前をnotautoにすると管理対象から外せる。細かな担当は作者の資源管理ガイド(英語)を参照。まず通常の収納や設備で動きを見てから、拠点全体へ広げていこう。
採集はするのに収納へ入れない場合は、追従、採集許可、施設との距離に加え、設定のNoResourceManagementを確認したい。NoResourceManagement=1は収納・設備への資源投入を無効にする。海外のASA相談にも、採集助手が欲しいのに、この値を含む他人の設定を丸ごとコピーした例がある。必要な項目だけ変えるほうが、目的と設定の食い違いを避けやすい。
敵も空から来る。飛行生物に乗るNPCには要注意
野生NPCは自分たちで生物をテイムし、騎乗もする。作者の画像では、防寒装備を着た人間が大きな鳥型生物の背に乗っている。地上の小屋だけを見て近づくと、空から来る相手を見落としやすい。

襲撃隊の騎乗を調整する設定名はAttackDogs(アタックドッグス)だが、設定するのは襲撃に参加するNPCの騎乗割合。騎乗する襲撃隊を無効にする場合は、管理者が次を使える。
cheat ScriptCommand attackdogs -1
NPCとの戦闘も楽しみたいなら、仲間探しや採集に慣れてから襲撃を有効にするのもいい。人間が住む村を見つける楽しさと、武器や騎乗生物を使う相手との戦いを、自分のワールドに合わせて選ぼう。
湧きすぎるときは、2026年追加の出現設定を確認
2026年6月27日のバージョン20では、主にシングルプレイ向けに周辺の出現を調整する設定が加わった。古い設定集に見当たらない場合は、作者の変更履歴(英語)を見よう。
[Human_NPCs_Spawn]
MaxLocalNPCs=10
SpawnInterval=10
MaxLocalNPCs(マックス・ローカルNPCs)は、周囲のNPC数に応じて通常の出現処理を休止する基準。村の出現処理は続くため、マップ全体を10人に制限する設定ではない。
SpawnInterval(スポーン・インターバル)は、出現位置を探す間隔の値。作者の範囲指定は10〜60で、近くに湧きすぎるなら大きくする。現在の設定表示には、次のコマンドを使える。
cheat ScriptCommand getnpcsinfo true
湧き方が気になるときは、一度に村の数や総人口まで全部変えず、気になる挙動に対応する項目から調整してみよう。
導入するのはASA用ID「947835」。最初にセーブを保全しよう
ゲーム内のMOD一覧でHuman_NPCs_ASA、作者ZoneKi11er(ゾーンキラー)、MOD ID 947835を探し、インストール後にワールドのMOD設定で有効にする。公式配布ページ(英語)はPC・Xbox・PS5、専用サーバーとシングルプレイを対応対象としている。
作者は導入後に野生生物を一度再生成する手順を指定している。先にセーブをバックアップし、テイム予定の野生個体がいないかを確かめてから行おう。未テイム生物を削除するため、探していた個体やテイム途中の個体も対象になる。
cheat DestroyWildDinos
このコマンドの対象は公式コミュニティWiki(英語)で確認できる。
導入だけなら設定一覧の丸ごと貼り付けは不要。Steamにある作者の説明はASA配布ページも参照先にしているが、インストールするMODはASA用の947835を選ぶ。旧作ARK: Survival Evolved(アーク:サバイバル・エボルブド)のWorkshop IDと取り違えないように!
まずは襲撃を止めて、一人の仲間に採集を頼むところから。働く場所や担当が分かってくると、自分だけだった拠点に人の動きが生まれる。気に入った仲間と、いつもと少し違うARK生活を楽しもう!
ゲーム本体「ARK: Survival Ascended」のSteamストア
2026年11月5日(UTC)時点の公開情報をもとに紹介。MODの最新更新日は2026年7月31日。参照した海外の利用例:ASAのNPC設定に関する相談(英語)。
本文画像はZoneKi11er/Human_NPCs_ASA公式ギャラリーから引用。権利表記:All Rights Reserved。アイキャッチ背景はStudio Wildcard/Reverb配布のASA本体公式Press Kit(報道用素材集)。背景は本体のゲーム画面、本文2点はMODの紹介画像。


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