採ってきた素材を箱へ分け、製作のたびに必要な分を取り出す。『ARK: Survival Ascended(アーク:サバイバル・アセンデッド/以下ASA)』で拠点が大きくなると、この往復も増えていく。Automated Ark(オートメイテッド・アーク/ARKの自動化MOD、以下AA)は、収納の仕分けや素材の移動を設備に任せ、探索や建築へ時間を回せるMODだ。
中心になるのは制御用の端末。そこへ収納や作業台を組み合わせ、何をどこへ集めるかを決める。最初は素材の置き場を整え、卵回収や修理など、拠点で繰り返す作業へ少しずつ広げていこう。

素材の行き先を決めれば、箱を開けて回る手間が減る
AA Control Console(AAコントロール・コンソール/制御端末)は、素材を引き出す仕組みの中心。近くの恐竜や収納からアイテムを動かし、作業台や指定した保管先へ送る。
OCD Vault(OCDヴォールト/自動仕分け用の金庫)では、保管するアイテムを指定できる。収納先へアイテムを登録してから、Consoleの自動仕分けを有効にしよう。鉱石を扱う場所、建材を置く場所というように収納先ごとの役割を先に決めると、帰宅後の荷下ろしも、次に素材を探すときも分かりやすい。仲間と拠点を共有するなら、どの箱へ何を集めるかをそろえておこう。
食材にはAA Refrigerator(AAリフリジレーター/冷蔵庫)やAA Veggie Crate(AAベジー・クレート/野菜・ベリー用の保管箱)も使える。収納と作業台を組み合わせる仕組みは、作者のASA向け概要(英語)で確認できる。
製作する数を選んで、必要な素材を作業台へ集める
AA作業台のPull Resources(プル・リソーシズ/素材を引き出す)は、必要な材料を作業台へ集める操作だ。近くにControl Consoleを置き、作りたいエングラムを選択。製作する個数を決めてからPull Resourcesを押すと、その数量に必要な素材を収納網から移せる。
大きな建築を始める前に、箱から箱へ材料を探して持ち運ぶ工程を減らせるのがうれしい。まず少量で行き先と必要数を確かめてから、まとめて製作する数を増やそう。
設備自体にも用途がある。AA Industrial Forge(AAインダストリアル・フォージ/工業炉)は恐竜から金属を集め、複数の炉へ資源を配分する。AA Vacuum(AAバキューム/回収装置)は床の落下アイテムを拾い、Consoleと組み合わせて仕分けにつなげる。設備を増やす前に、いま一番手間がかかる作業を選ぶと組み立てやすい。
卵回収や修理まで、困っている作業に合わせて設備を足す
AA Egg Crate(AAエッグ・クレート/卵の回収箱)は、トライブの生物が落とした卵を集める。受精卵と無精卵の回収を切り替えられるので、繁殖用と料理用で目的を考えて使いたい。卵は通常の素材仕分けとは別の回収機能で扱う。
ふ化させる場所では、稼働中のAA Air Conditioner(AAエア・コンディショナー/空調設備)の範囲内にある受精卵を回収しない。卵を集める場所と、ふ化を進める場所を意識して配置しよう。
戦闘から帰ったあとの装備にはAA Repair Station(AAリペア・ステーション/修理設備)もある。周辺の素材を使い、インベントリへ入れた装備をボタン操作で修理し、近くの建築物は時間をかけて直せる。こちらもConsoleの範囲内に置く。必要な設備を探すときは、作者の設備一覧(英語)を名前で絞り込むと、役割を確かめやすい。

自動仕分けが動く範囲と、移したくない荷物を決めよう
Consoleには管理できる範囲がある。範囲外の別棟は、そこに独立したConsoleを置いて管理する。また、近くにプレイヤーがいなくなり、設備が休止状態になると自動仕分けも止まり、再び読み込まれたときに動き出す。
引き出してほしくない収納や恐竜は名前で除外する。PCでは「*」または「~」、Xbox/PS5では「AAxP」を名前へ加える方法を作者が示している。素材の仕分けを始める前に、持ち出し用の荷物を残す場所も決めておこう。
スタック数を変えるMODとの組み合わせは、仕分けや製作で問題が出ることがある。動作がおかしいときは作者FAQ(英語)の該当項目を確認しよう。MODを外すと所持品へ影響する場合があるため、既存ワールドと設定ファイルのバックアップを先に取っておきたい。
ASAのMOD一覧から導入し、まず小さな収納網を作る
ASA向けの配布ページ(英語)で、作者blitzfire911、MOD ID928597を照合しよう。Cross-Platform(クロスプラットフォーム/複数機種対応)のMODだ。ゲーム内MOD一覧からインストールし、ローカルゲームでは利用するMODとして有効にしてワールドを開始する。非公式サーバーでは、管理者が導入した構成で使う。
最初から全設備を置かず、Consoleと収納、作業台で素材が移るところを確かめよう。PCのローカル環境や、設定ファイルを編集できるサーバーの管理者は、製作速度などを調整するために作者のINI設定ツール(英語)を利用できる。変更した項目だけを設定文へまとめる仕組みだ。

生成した設定はGameUserSettings.iniの[ArkAutomatedSettings]へ追加する。ゲームやサーバーを停止し、元ファイルをバックアップしてから編集。同じ見出しがすでにあれば、その下へ設定行を足す。同じ設定項目があるときは既存の値を書き換え、重複を避けて保存し、再起動しよう。
仕分けを整えて、製作前の材料探しを短くする。AAはそんな拠点の裏方を増やしたい人に向いている。空いた手で次の建築に取りかかるもよし、旅の準備を済ませるもよし。それでは、楽しいARKライフを!
表紙背景:ARK: Aberration Ascended公式報道用素材(英語)/Studio Wildcard・Snail Games。本文のMOD画像・設定画面:blitzfire911/Blitzfire Games。© Wildcard Properties LLC.



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