建設用品などの要求を、チェストやキャラクターへ一つずつ設定し直すのが面倒なら、物流グループ(Logistic groups)を使います。同じ名前のグループを選んだ要求先で、アイテムと要求数を共有できます。
PC版Factorio 2.0の標準機能で、MODやSpace Ageは不要です。ここでは、建設用のセットを作り、別の要求先へ割り当て、必要なときだけ有効にする手順を紹介します。
要求セットを作り、別のチェストでも選ぶ
キャラクターへ補給する場合は、物流ロボット工学(Logistic robotics)の研究を済ませ、ロボポートのオレンジ色の物流範囲内に入ります。物流ロボットと供給するアイテムも必要です。要求チェストを使う場合は、物流システムの研究も済ませて用意します。グループを作るだけで、離れた場所から物が届くわけではありません。
- キャラクターのインベントリ(初期キーはE)か要求チェストを開き、物流の要求欄を表示します。個人用はPersonal logisticsをONにし、最初はTrash unrequestedをOFFにして設定します。
- 既存の要求を残して別セットを作るなら、Add sectionで欄を追加します。空の[No group assigned]の欄を使っても構いません。
- グループ名の右にある鉛筆の編集ボタンを押し、まだ使っていない名前を入力して確定します。例えば「建設用品」とします。
- その欄で、搬送ベルトやインサータなどを選び、必要な最低数を設定します。例えば搬送ベルト100個、インサータ50個なら、その数を下回ると補給するセットになります。上限を設けたくなければ、最大数は∞(無制限)にします。
- 別の要求チェストでも要求欄を追加し、鉛筆の編集ボタンから一覧の「建設用品」を選びます。同じ名前を選んだ要求先へ、セットの内容が反映されます。アイテムと要求数が同じ表示になったか確認します。
以後、グループ内のアイテムや要求数を一か所で変更すると、そのグループを使うほかの要求先にも反映されます。すべてのチェストを順番に開いて、同じ修正を繰り返す必要はありません。
用途ごとに切り替え、個別の変更と全体改名を分ける
例えば「線路建設」「防衛設備」のように用途を分けておくと、今使うセットだけを有効にできます。グループ名の左にあるチェックボックスで、この要求先でのON・OFFを切り替えます。欄を削除して、毎回作り直す必要はありません。
キャラクターのアイテムが意図せず持ち物から消えるときは、個人物流の上部にあるTrash unrequestedも確認してください。これがONだと、現在要求していないアイテムはごみスロットへ移され、物流ロボットに回収されます。使わないセットをOFFにしても、その用品を手元に残したいなら、この設定をOFFにします。
一つの要求先だけ違う内容にしたい場合は、共通グループの要求数を直接変えず、まだ使われていない別名を通常どおり入力・確定して、コピーされた別グループ側を編集します。これで元の共通セットを使うほかの要求先と分けられます。
反対に、同じグループを使う全体の名前を直したい場合は、名前の変更をCtrlを押しながら確定します。通常の別名作成と、全体の改名は別の操作です。
ブループリントと回路でも、同じ名前の設定に注意する
グループを使うチェストなどをブループリントへ保存すると、その要求内容も記録されます。ただし、貼り付け先に同じ名前のグループがすでにある場合は、現在のグループ内容が優先されます。古い設計図を貼り直しても、共通セットを昔の要求数へ戻すことにはなりません。
配置後に別名を作った場合も、コピーされるのはその時点のグループ内容です。設計図に記録した古い要求数へ戻すには、数値も設定し直します。設計図そのものの読み込み方は、ブループリントの保存・取り込み手順を参照してください。
定数回路も名前付きグループを使えます。同じグループを選ぶと、要求アイテムの最低数を信号として出力します。ごみとして出す上限数を信号にする機能ではありません。チェストと同名のセットを編集すればそちらへも反映されるため、別々に管理するなら名前を分けます。
要求内容が共有されることと、物が運ばれる条件は別です。配送が止まった場合は、物流範囲、供給側の在庫、物流ロボットを確認します。また、2.1実験バージョンで要求数が配達のたびに増える問題は、回路入力と内容出力の接続を確認する別の手順です。
参考:物流グループの仕様(英語)、グループ全体の改名操作(英語)、定数回路の仕様(英語)。
画像・表紙背景:Wube Softwareの開発記事。Factorio(英語) © Wube Software.



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