夜に能力を使い、朝になったら結果を持ち寄って話し合う。ところが『Feign』には、自分の役職まで思い込みかもしれないという仕掛けがある。相手の嘘と、本人も信じている勘違い。その両方を考えながら投票先を探す人狼系ゲームだ。

『Feign』(フェイン/ふりをする、装う)は、SteamでWindows・Macに対応するオンライン対戦作品。日本語表示に対応し、2025年11月に正式発売(Steam表示は11月22日)。通常の役職を使うモードは最大12人。現在は4~8人のお絵かきモードも遊べる。
まずは夜の行動と、朝の報告をつなげよう
役職モードでは、夜に各自の能力で情報収集や妨害などを行い、朝は話し合いと投票で一人を追放する。この繰り返しの中で、自分の陣営や役職が持つ勝利条件を目指していく。
陣営は、イノセント(市民側)、インポスター(正体を隠す敵側)、ニュートラル(独自の目的を持つ第三陣営)。同じ夜に起きたことも、どの立場から見るかで意味が変わる。自分の勝ち方を確認してから、夜の行動先を選ぶのが出発点だ。

初参加なら、夜に選んだ相手、画面に出た結果、他の人から聞いた話を分けて覚えておこう。朝に報告するときも、この順で伝えると話を追いやすい。相手の説明と合う部分や食い違う部分が見え、次の夜に誰へ働きかけるかを考える材料になる。
誠実な報告にも、勘違いが混ざっている
このゲームの独特な役職が、通称「バカ」。現行の公式ストアではインセインとも表記される。本人には別の役職が示され、能力を使えたつもりでも、得られる結果はでたらめ。市民側の本人が、自分の情報を本物だと信じてしまうのだ。
そのため、二人の報告が食い違ったときには、誰かの嘘に加えて、この役職が混ざる可能性も考えることになる。強く言い切った人の言葉も、ほかの夜の出来事や複数人の報告と照らし合わせたい。

情報の確かさまで議論の題材になるので、敵側には話を紛れ込ませる余地が生まれ、市民側は自分の結果を見直すことになる。きれいに推理がつながる瞬間と、前提が崩れて話し合いが振り出しに戻る瞬間。その揺れを友達と楽しめるのが本作らしいところだ。
役職の説明をそろえると、最初の一戦が始めやすい
部屋の配役によって、集められる情報や勝利条件は変わる。最初は参加する役職の説明を全員で読み、何を調べ、何を妨害し、どう勝つ役なのかを確認してから始めよう。第三陣営が入る場合は、その独自の目標も合わせて押さえたい。
ゲーム中は名前や見た目と発言者を結び付けることも大切。報告を聞く順番や、議論に使う時間について先に相談しておくと、一人ずつ情報を出しやすくなる。役職名の暗記に慣れてきたら、報告の出し方や投票の誘導にも目を向けてみよう。

4~8人なら、絵の手がかりで正体を探す遊びも
お絵かきモードでは、カテゴリーと秘密のお題をもとに参加者が絵を描く。ひとりのインポスターにはお題が伏せられ、周りの絵を手がかりに紛れ込むことになる。
お題を知る側は、仲間には伝わり、相手にはヒントを与えすぎない絵を考える。分かりやすい特徴を描くほど味方への合図になる一方、相手がお題を推測する助けにもなる。描き方の違和感を話し合い、怪しい相手へ投票しよう。
Steamの本体通常価格は580円。セール価格は購入画面で確認できる。夜の情報を持ち寄る推理か、絵の意図を探る駆け引きか。集まった人数とその日の気分に合わせて、友達の思い込みまで推理してみよう。
画像出典:Feign Steam公式ストア。開発・販売:Teneke Kafalar。



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