バケツで土を運び、水で洗って小さな金を拾う。稼いだお金で掘削機を買い、今度は大量の土を洗浄設備へ送り込む。『Gold Mining Simulator』(ゴールド・マイニング・シミュレーター/金採掘シミュレーター)は、手作業の砂金採りを、自分で組んだ採掘現場へ育てるゲームだ。

旧名は『Gold Rush: The Game』(ゴールド・ラッシュ:ザ・ゲーム/ゴールドラッシュのゲーム)。2017年10月13日発売の本体は、現在『Gold Mining Simulator』の名前で販売中。Steam版はWindows向け、日本語表示に対応する一人用だ。重機の操縦、設備の接続、燃料や修理まで、自分のペースで面倒を見る。
最初の金は、土を洗う手間の先にある
出発点は小さな採掘道具。採掘区画を借り、バケツや簡易選別設備を用意して土を処理する。パンと呼ぶ皿で土を洗い流し、残った金を回収する工程も手で進める。掘る、洗う、集めるという作業を、一つずつつないでいこう。
金を集めたら精錬所で延べ棒にし、売却して次の設備へ投資する。最初は少量を扱うからこそ、大きな設備を手に入れたときに、運べる土の量や作業の流れの変化が分かりやすい。金額と道具の両方で、現場が育っていく感覚を楽しめる。

重機を買ったら、水と電気もそろえよう
掘削機で土をすくい、洗浄設備へ渡すようになると、遊びの中心は作業全体をつなぐ段取りへ移る。機械そのものに加えて、ポンプ、発電機、ホース、電源ケーブルといった周辺道具も必要だ。購入した物を現場へ運び、接続し、稼働させるところまでが設備投資に含まれる。
たとえば水を使う機械を増やせば、供給側にも十分な能力が要る。水や電力の需要が供給を上回ると機械が止まるため、「次は大きな機械を置きたい」と思ったら、給水・電力・燃料まで一緒に考えるのが大切。道具の役割を覚えるほど、自分の現場のどこを強化したいかが見えてくる。

操作や設備の扱いに迷ったら、ゲーム内の記録画面にあるDIGTube(ディグチューブ/採掘の解説動画)も入口になる。Steam版ではTabキーから記録を開ける。機械の仕組みを一つ覚えたら動かし、その結果を見て次の設備へ進むと取り組みやすい。
掘る場所と、重機を置く場所を考える
掘削機、ブルドーザー、ドリル、ホイールローダーなどを操縦でき、土を掘ると地形も変わっていく。掘削機のアームを動かして土をすくう時間と、運搬車や処理設備の位置を決める時間は、同じ現場でも違う頭の使いどころだ。

乗り物や設備は故障することがあり、部品の交換や修理にも費用がかかる。季節と気温も耐久性や価格に影響するので、手持ちのお金は次の設備代と、現場を動かし続ける費用の両方に使うことになる。採掘量を増やす準備と、止まった設備を復旧する作業まで楽しめる人に向いている。
本体と「Definitive Edition」は商品名を確認
2017年発売の本体は、確認時点でSteam価格2,300円。一方、『Gold Mining Simulator – Definitive Edition』(デフィニティブ・エディション/決定版)は、追加コンテンツや新機能をまとめる別商品として、2026年11月17日の発売を予定している。旧告知の11月11日から日程が変更された。
Definitive Editionの公式ストアでは、既存拡張の収録、読み込みを挟まない移動、新しい車両や管理機能などを確認できる。これから購入する人は、この記事で扱った発売済み本体と、発売予定の商品を比べて選ぼう。既存本体所有者向けの割引もあるため、支払う前に自分のアカウントで対象価格を確かめたい。
一粒の金から、ホースと重機が並ぶ自分の現場へ。道具をそろえ、作業をつなぎ、次の一掘りを大きくしていこう。
本文画像:Steam公式ストア/表紙:公式プレスキット(英語)。©2021 Code Horizon, Inc. All rights reserved.



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