足元の空き缶を越え、細い足場へ一本ずつ竹馬を置く。『Stilt Fella』(スティルト・フェラ/竹馬に乗ったやつ)は、歩くという動作そのものを攻略する物理アクションだ。左右の棒と体の傾きを操り、ふらつく体を支えながらゴールを目指す。

Steam版は2020年2月26日発売、Windows向けで日本語表示に対応。現在は60レベルを収録している。基本は一人で各コースに挑み、友達とは交代制のローカル対戦で記録を競える。
左右の棒を動かすと、体の傾きも変わる
操作の軸は棒を浮かせることと、前後へ動かすこと。コントローラーでは左右のスティックとトリガーを使って、それぞれの側を扱う。片方を前へ出そうとした動きが体の傾きにもつながるため、足の位置と重心を一緒に見る必要がある。
まずは平らな場所で、小さな一歩をつなぐ感覚を覚えよう。大きく足を伸ばしたときと、歩幅を控えたときで、体がどう揺れるかを比べると分かりやすい。次の一本を置ける位置を探し、姿勢を整えてからもう片方を動かす。進めた距離が、自分の操作の上達になる遊びだ。

公式推奨はゲームパッド。マウスとキーボードでも遊べるが、左右の操作を両手で分担したいなら、コントローラーを用意して始めると作品の設計に沿って触れられる。
空き缶も段差も、足の置き場所を変える問題になる
コースには段差、穴、動く足場などが登場する。散らばった物をまたぐ場面では、高く上げた棒をどこへ下ろすかが大事。細い足場では、前へ進む距離に加えて、着地した後の姿勢まで考えたくなる。

画面の見た目はおかしな竹馬歩きでも、挑戦する側が見るのは足元のすき間や障害物の高さだ。「ここなら一本を置けそう」と考えて試し、転んだら歩幅やタイミングを変えて再挑戦する。景色が変わるたびに、覚えた歩き方を違う条件で使うことになる。
60レベルを少しずつ進める遊び方なら、一つのコースの突破をその日の目標にできる。細かな入力を試すのが好きな人や、失敗を重ねてコツをつかむ過程を楽しみたい人に向いている。
クリアできた道を、もっと速く歩いてみる
コースの画面には経過時間とベストタイムが表示され、オンラインランキングにも対応している。無事にゴールへ到着した後は、安定した歩き方を速さへ変える挑戦が待っている。

大きな一歩で距離を稼ぐか、細かく運んで姿勢を保つか。同じコースでも、記録を意識すると操作の選び方が変わる。着せ替えで見た目を変えた主人公が、難しい足場をすいすい渡る姿を目指すのも楽しい。
友達とは、交代で同じ難所へ挑戦
ローカル対戦はHotseat(ホットシート/一台を交代で使う対戦)方式。同じコースへ順番に挑み、誰が上手に進めるかを競う遊びだ。見ていると簡単そうな一歩が、自分の番で急に難しく感じられるような、操作を交代する面白さと相性がいい。
SteamはRemote Play Together(リモート・プレイ・トゥギャザー/ローカルゲームを遠隔で一緒に遊ぶ機能)にも対応している。離れた友達と遊ぶときは、ホストのゲームから招待し、入力や映像の遅延も確かめておこう。
Steamの確認時点の価格は1,300円。まず一本の棒を浮かせ、次に置く場所を決める。その一歩から、竹馬の達人を目指してみよう。
画像出典:Steam公式ストア。Stilt Fella / September Games.



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