一枚のインタビューに出てきた「あいつ」は、誰のことだろう。別の日のニュースを開くと、その人物の行動が見えてくる。『ギルド探求団へようこそ!』は、そんな照合を繰り返しながら、冒険者たちの所属と行く末を復元する推理パズルだ。
調べるのは、創立から1000日を迎えたギルドの記録。78人の冒険者を20隊のパーティに整理する、大きな仕事が待っている。読む、探す、確かめる。机の上で少しずつ歴史を組み立てたい人に向いた一作だ。Steam公式ページ

次に読む資料の名前まで、自分で見つける
プレイヤーは記録を集めてきた「記録士」。そばにいるアシスタントに記事名を伝え、インタビューやニュースを運んでもらう。資料を読み終えたら、その内容から新たに調べるべき記事を考える。資料を手に入れる過程も推理の一部になっている。
記事名の規則を読み取り、必要な資料を探す。検索に使う名前は正確さが大切だ。読んだ記事の名前を控えておくと、内容を照合したくなったときにも戻りやすい。

「誰が」「いつ」「どこに」を分けると、考えやすくなる
復元するのは1000日時点の情報。古い記事に載った肩書きや所属が、後日の出来事で変わっている可能性を考えながら読むことになる。ひとつの文章から得た情報を、別の日付の資料でも確かめる。その手間が、推理の根拠を強くしてくれる。
最初に作るメモは、次の三つくらいに絞ると扱いやすい。
- 事実:本文に書かれていた名前、日付、役職。
- 仮説:「あいつ」「あの人」が誰を指すと思ったか。
- 確認先:根拠にした記事名と、もう一度読みたい箇所。
たとえば人物の呼び方から候補を考えた段階なら、仮説の欄へ。別の記事で名前と行動がつながったら、事実の欄へ移す。確かな情報と予想を分けるだけでも、途中から考え直すときの負担が軽くなる。
一隊が埋まるたび、ギルドの姿が変わる

Game*Sparkのプレイレポートによると、人物の構成や役職、ランクなどを正しく復元すると、パーティ単位で正解が確定する。まず一隊の手がかりに集中し、その結果を次の照合に使う、という区切りをつけやすい仕組みだ。
記事の会話には、仲間への思いや事件の痕跡も混ざっている。誰と行動していたのかを考えるうちに、人間関係まで見えてくる。リストが埋まることと、物語を理解することが同じ方向へ進むのが、この作品の面白いところ。
同レポートでは、画面の霧は資料不足の目印と紹介されている。迷ったときは、手元の情報を読み直す段階なのか、新しい資料を探す段階なのかを分けて考えたい。冒険者の死や重い出来事も扱うため、その点は購入前に知っておこう。
まずは体験版で、資料を読む時間を試してみよう
Steamで配信中の一人用Windowsゲームで、日本語の画面と字幕に対応。2026年2月発売、確認時の日本向け価格は470円だ。体験版も公開されているので、アシスタントとのやり取りや、文章から情報を拾う感触を試せる。本編と体験版はこちら
遊び始めるなら、そばに小さなメモを用意しておこう。一行の発言が、遠く離れた記事とつながる。その瞬間を、自分の手で見つけていきたい。
画像出典:『ギルド探求団へようこそ!』Steam公式ストア。画像の権利はぱるそに工房ほか各権利者に帰属します。



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