【MOLTYN】どんなゲーム?街を壊す物理サンドボックスと無料デモ

MOLTYN:街を壊して物理で遊ぶ PCゲーム

街を守るはずのヒーローが、レーザーで建物を切り、溶岩を流し、海まで凍らせてしまう。『MOLTYN』は、地形や建物を構成する物質の動きを使って遊ぶ、2Dの破壊物理サンドボックスです。開発・販売はHingston Digital。敵を倒すだけでなく、自分の力で周囲がどう変わるかを試すことが中心になります。

Steamでは日本語インターフェイス対応の無料デモを配信中です。5つのストーリーミッションに加え、自由に物を置いて壊せるサンドボックスも収録。製品版は2026年11月12日に早期アクセス開始予定で、デモとは収録内容やマルチプレイの対応が異なります。

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溶岩を流す、水を注ぐ。能力が地形の変化につながる

主人公は、火山での事故をきっかけに大地の力を得た火山学者。デモではレーザー、重力、水、溶岩、嵐、凍結、核爆弾という7つの能力を使う遊びが紹介されています。

特徴は、能力の効果が敵だけでなく周囲の物質にも及ぶことです。公式デモ紹介では、水と溶岩が触れると黒曜石と蒸気になり、建物の支えを失わせると崩れ、投げた物質は落下先に残ると説明されています。壊したあとの瓦礫も、別の場所へ運んだり、さらに溶かしたりする対象になります。

たとえば、建物そのものを狙うのか、支柱を切って崩すのか。水を流すのか、凍らせた物を動かすのか。同じ街でも、使う力と順番によって違う変化を起こせるところに注目したい作品です。画面の派手さだけでなく、「こうしたらどうなる?」を試す遊びが好きな人に向いています。

怪獣と戦うミッションでは、街の被害も成績になる

MOLTYNの巨大な怪獣が街へビームを放ち、主人公が空中に浮かぶ公式デモ画面
巨大な怪獣も街も、能力が作用する相手。画像は開発元が配布するデモ版の画面です。

無料デモには「AFTER HOURS」「KAIJU ATTACK!」「SHADOW MOLTYN」「STARFALL」「THE MOON」の5ミッションがあります。怪獣との戦闘、自分の分身との対決、流星、月と、能力を使う場面が変わります。

ミッションの最後には成績表が表示され、街がどれだけ残ったかが評価の中心になります。力を大きく使えば、それだけ周囲も巻き込みかねません。敵への対処と街への被害が同じ物理の中で起こるため、「倒せば終わり」とは違う見方ができます。

一方で、ミッションと自由なサンドボックスは別の遊び方です。目的のある場面で能力を使いたいならミッション、周囲への影響を気にせず組み合わせを試したいならサンドボックス、と選べます。

サンドボックスは、作ってから壊すところまで遊べる

MOLTYNのSPAWN & BUILDメニューで建物を選択している公式デモ画面
デモの配置メニュー。建物や素材を置き、ヒーローに戻って変化を試せます。画像:Hingston Digital公式プレスキット

デモのサンドボックスには、火山と海に囲まれた「島」と、何もない場所から作れる「Blank Canvas」があります。島には町や港、地下鉄などがあり、すでにある街を相手に能力を試せます。

配置ツールでは、素材、建物、乗り物、人などを置けます。Blank Canvasで自分の実験場を作り、すぐにヒーローモードへ戻って壊すことも可能です。配置ツールは島でも利用できます。

自由に遊ぶサンドボックスにはタイマーや失敗条件がなく、島はリセットできます。敵の出現も切り替えられるため、戦闘を混ぜるか、物質の反応だけを眺めるかを選べます。操作チュートリアルは壊せるオフィスで行われ、能力を説明するスクリーン自体もレーザーで壊せるという、作品らしい仕掛けになっています。

デモは1人用。製品版のローカル対戦とは分けて考える

2026年10月18日現在、デモのSteamページはシングルプレイヤー対応です。友達と遊ぶ目的で、デモにもマルチプレイがあると思ってダウンロードしないようにしましょう。

製品版のSteamページには共有/分割画面での協力プレイ・PvPが掲載されています。早期アクセス開始時の説明で具体的に挙げられているのは、ローカル対戦の「VS」と「PvPサンドボックス」です。オンラインサーバーでの対戦や、デモの協力プレイが確認できたという意味ではありません。

まず一人で物理の変化を試したい人は、配信中の無料デモが入口になります。複数人で遊ぶことを重視する場合は、早期アクセス開始後の対応モードや参加方法を確かめてから選ぶのがよさそうです。

日本語対応の無料デモから。早期アクセスは11月12日予定

デモは2026年10月6日から配信中で、製品版・デモともに日本語インターフェイスに対応しています。PC向けの動作環境はSteamで確認できます。画面の揺れの調整、閃光の強さや頻度への対策、ダメージアシスト、コントローラー操作なども案内されています。

早期アクセスは2026年11月12日に開始予定。最初の10ミッション、サンドボックス、ローカルPvPに加えて、世界を作る本格的なレベルエディター「CREATE」と共有コードによるレベル共有が予告されています。デモの配置ツールと、製品版で予定されるCREATEの全機能は同じものとして扱わないようにしてください。

全18ミッションの完成版は今後の計画で、11月12日が正式版1.0の発売日ではありません。新素材やクリーチャーなどのMOD対応も早期アクセス中の予定です。現時点では、まずデモに入っている5ミッションと2つのサンドボックスで、物を壊すだけでなく、自分で変化を起こす遊びが好みに合うか試せます。

公式情報:製品版Steamストア/無料デモSteamストア/Hingston Digital公式プレスキット(英語)

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