『Call of Duty: Modern Warfare 4(MW4)』をPCで買う前は、GPUの性能だけでなく、SSDの空き容量・TPM 2.0・セキュアブートも確認しておきましょう。公式の推奨構成はマルチプレイヤーの高設定で90fpsを目標にしたものです。Xbox PCアプリが必要という案内には、シェーダーの事前配信機能を使う場合という条件があります。
以下は2026年9月29日公開の公式PC要件・機能紹介(英語)をもとに、購入前に確認したい順番で整理しています。
まず確認するのはSSD・TPM 2.0・セキュアブート

最低構成からレイトレーシング向け構成まで、115GBの空き容量とSSDが必要です。HDDに115GB空いているだけでは条件を満たしません。また、必須アップデートで追加容量が必要になる場合があるため、インストール先SSDを容量ぎりぎりまで埋めるのは避けたいところです。
TPMはPCのセキュリティ機能、セキュアブートは起動時のソフトウェアを確認する仕組みです。MW4では両方が必須で、グラフィック設定を下げて代わりにできる条件ではありません。購入前にWindows上で現在の状態を見ておくと、性能不足と設定不足を切り分けられます。
- TPM:Windowsキー+Rで「ファイル名を指定して実行」を開き、
tpm.mscを入力。「TPMは使用する準備ができています」に相当する状態と、仕様バージョン2.0を確認します。 - セキュアブート:同じ画面で
msinfo32を入力。「BIOSモード」がUEFI、「セキュアブートの状態」が有効になっているか確認します。 - 無効・未対応と出た場合:表示内容とPC/マザーボードの型番を控え、メーカーの対応情報を確認します。「互換性のあるTPMが見つかりません」だけで、部品の買い替えが必要とは決めないようにしましょう。
確認手順とメーカー別の案内はActivisionのTPM・Secure Bootガイド(英語)にあります。BIOS設定の変更やディスク形式の変換は、Windowsが起動しなくなる原因にもなります。画面の状態を読むところまでに留め、変更が必要なら型番に合うメーカーの手順を使ってください。
最低・推奨スペックを自分のPCと照合する

CPU、GPU、メモリはそれぞれ別の条件です。「RTX 3060 Tiを積んでいるから推奨を満たす」とGPUだけで判断せず、CPUとメモリ容量も同じ列で見比べます。型番末尾の「Ti」「XT」なども省略せず確認してください。
| 項目 | 最低構成 | 推奨構成 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 64bit 最新更新適用 |
Windows 11 64bit 最新更新適用 |
| CPU | Ryzen 5 1400 Core i5-6600 |
Ryzen 5 3600 Core i7-8700K |
| メモリ | 8GB | 16GB |
| AMD GPU | Radeon RX 470 | Radeon RX 6600 XT |
| NVIDIA GPU | GeForce GTX 970/1060 | GeForce RTX 3060 Ti |
| Intel GPU | Arc A580 | Arc B580 |
| VRAM | 3GB | 8GB |
| ストレージ | SSD必須・空き115GB | |
CPUとGPUは各欄に記載された候補のいずれかを使う構成です。全構成でブロードバンド接続とDirectX 12対応が必要。対応CPUはAVX命令セットを備えたIntel/AMD製と案内されており、Windowsが動くという理由だけでArm搭載PCも対象とは判断できません。
Intel ArcはResizable BARも必須です。Arc A580/B580の型番が一致していても、この条件を見落とさないようにしましょう。設定の対応状況はIntel公式のResizable BAR案内で確認できます。構成表は発売時点向けの条件で、今後更新される場合があります。
推奨90fpsの範囲と、レイトレーシング構成の違い

推奨構成の90fpsは、マルチプレイヤー・グラフィック高設定という条件付きです。公式の推奨欄には解像度が書かれていないため、「4Kで90fps」「キャンペーンやDMZでも常時90fps」と読み替えないようにしましょう。最低構成にも目標fpsの明記はありません。
レイトレーシングを高品質で使うための別構成は、アップスケールした4Kが条件です。CPUはRyzen 7 3700X/Core i7-10700K、メモリ32GB、GPUはRadeon RX 9070 XT/GeForce RTX 5070 Ti、VRAM16GBが示されています。OSはWindows 11 64bitです。ネイティブ4Kでの性能や、この構成での90fpsが保証されているという意味ではありません。
通常の推奨構成を目安に買う人と、4K・高品質レイトレーシングを狙う人では、見るべき欄が変わります。買い替えを考える場合も、先に使うモニターの解像度とレイトレーシングの必要性を決めてから構成を比較するほうが、目的に合うPCを選びやすくなります。
購入後は、ゲーム内に用意されるベンチマークが調整の入口になります。模擬マルチプレイヤーの場面で平均fpsやCPU・GPUなどの情報を確認できるため、設定を変える前後で同じ条件を比べましょう。ベンチマークの数値だけで全マップ・全モードの動作まで決めつけないことも大切です。
Xbox PCアプリはASDを使う場合に必要

PC向けの配信先はXbox on PC、Battle.net、Steamです。このうちSteamやBattle.netで買う人にもXbox PCアプリが必須と一律に受け取るのは誤りです。公式記事は、対応するPCプラットフォームでAdvanced Shader Delivery(ASD)を利用したい場合に限り必要と注記しています。
ASDは、あらかじめコンパイルしたシェーダーを配信して起動までの待ち時間を短くする機能です。シェーダーは描画に使うプログラムで、ゲームのインストール時やその後の更新に合わせて受け取る仕組みが案内されています。利用するなら、Xbox PCアプリと対応グラフィックドライバーの準備を確認します。アプリを入れただけで全PCが同じ条件になるとは限りません。
特に9月29日の公式案内では、NVIDIAのASD対応ドライバーは発売前に提供予定とされています。購入時には最新の公式案内も確認し、古いドライバー番号だけを固定して導入しないようにしてください。
DMZへの参加を目的に検討している場合は、MW4のDMZでできること・先行参加の条件も合わせて確認してください。
©/TM/® 2026 Activision Publishing, Inc.



コメント