町長との約束まで、ちょっと町を見て回るつもりだった。それが住民の頼みごとに巻き込まれ、草刈りやパイ作りへ発展していく。Thank Goodness You’re Here!(サンク・グッドネス・ユーアー・ヒア/「来てくれてよかった!」の意味)は、英国北部の架空の町を歩く、いたずらたっぷりのコメディアドベンチャーだ。
魅力は、自分が触ったものから笑いが始まること。町の人や物に近づき、叩き、跳び、予想外の反応を眺める。気になるものを見つけたら、寄り道したくなる作品だ。

歩く、跳ぶ、叩く。町のあちこちが小さな寸劇に
主人公は町バーンズワースを訪れたセールスマン。移動とジャンプ、平手で叩く動きを使って、住人の頼みごとを進めていく。横から見るアクション場面と、上から町を見渡して歩く場面がつながり、次の妙な出来事へ運んでくれる。
PC Gamerの実プレイレビューでは、身近なものに触れて反応を見ることと、町を何度か巡る中で繰り返しのギャグが育っていく構成が評価されている。さっき通った場所へ戻ること自体が楽しみになるのがいい。道を覚えるほど、住人や町の変化にも気づきやすくなる。PC Gamerのレビュー(英語)
頼まれた仕事を終えると、新しい場所が開き、さらに変わった仕事へ進む。ひとつのお使いが次の騒動への入口になるため、行き先と住民の反応を追いかけるだけでも、町がつながって見えてくる。Steam公式ストア
手描きの可愛さに、英国流のきわどい冗談

大きな顔の住人、小さな主人公、看板まで描き込まれた商店街。手描きアニメーションの誇張された動きが、頼みごとのおかしさをさらに膨らませる。誰がどんな反応をするかを眺める時間も、このゲームの遊びの一部だ。
会話は英語のフルボイスで、日本語字幕に対応。ヨークシャーに根ざした方言や言い回しを聞きながら、字幕で意味を追える。題名の「来てくれてよかった!」が似合うほど頼られる一方で、町の頼みごとはどんどん奇妙になっていく。
性的な冗談、下品な言葉、身体にまつわるギャグも作品の味付け。公式サイトの北米レーティングはM(17歳以上向け)で、Steamも大人向け内容を明記している。カートゥーンの絵柄と、大人向けコメディの組み合わせが好みに合うかを確かめて選ぼう。作品公式サイト(英語)
数時間の町歩きに、細かな反応を詰め込む

長さの目安は短編。PC Gamerのレビューでは数時間ほどの町歩きとして紹介されている。会話や寄り道をどれだけ拾うかで進み方が変わるので、ひとつのコメディ作品を通して楽しむ気分に合いそうだ。
最初のプレイでは、住民の会話が終わるまで少し待ち、目に入った物へ触れながら進みたい。ゴールへ向かう途中に小さな反応を見つけることが、本作を選ぶ理由になる。仕掛けの答えやギャグの結末は、町で出会うまで取っておこう。
日本語対応と遊べる機種
- 人数:1人
- PC:Windows・macOS。Steamほかで販売
- 家庭用機:Nintendo Switch、PlayStation 4・5、Xbox
- 日本語:Steam版はインターフェイス・字幕に対応。音声は英語
- 発売:2024年8月1日。Xbox版は2025年12月9日
- Steam通常価格:2,200円。購入時の価格は各ストアで確認
機種と発売日は公式プレスキット(英語)、日本語とSteam価格は製品ページの情報。配信状況は2026年11月9日確認。
変な町の、変な頼みごとに付き合いたい日へ。少しだけ寄り道するつもりで、バーンズワースを歩いてみよう。
画像出典:Coal Supper/Panic、公式Steamストア。© 2024 Coal Supper in cooperation with Panic



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