道路いっぱいの水を、どこへ逃がそう? DrainSim(ドレインシム/排水シミュレーション)は、熊手で排水口を開け、ポンプと発電機を運び、浸水した街の水の通り道を作る一人用ゲーム。片づける手作業と、道具を配置する段取りがひと続きになっている。
水面が下がる過程を眺めたい人はもちろん、原因を探して現場を立て直す遊びが好きな人にも合う作品だ。

詰まりをほどくと、街の景色が変わっていく
基本の仕事は、浸水した場所を歩いて調べ、排水の邪魔になっているものを取り除くこと。落ち葉やごみでふさがった排水口なら熊手を使い、水を送り出したい場所にはポンプを置く。地面に水の通路を作る場面ではシャベルの出番だ。
面白いのは、手元の作業が周囲の水の動きにつながるところ。排水口を一つきれいにする行動も、道路全体の水を逃がす計画の一部になる。水が溜まっている場所と、そこへ入ってくる流れを見比べると、次に触る場所が見えてくる。
使える道具はミッションを進めて増やしていく。手作業から始め、複数の道具を組み合わせた排水へ広がる構成だ。Steam公式ストア
ポンプの置き場所と電源までの距離を考える
電動の道具を使うときは、水を汲む場所と電源の配置をセットで考えたい。現場へ持ち込む道具を選ぶ段階で、地形や発電機からの距離、作業する時間帯を確かめる。離れた場所を並行して排水するなら、追加のポンプや発電機が役立つ。

昼夜の変化も準備に関わる。夜まで続ける仕事には投光器を持ち込み、作業場所を照らす。水を動かす設備と、手元を見るための設備。その両方を現場に収める段取りに、ちょっとした工事現場づくりの楽しさがある。
海外メディアGaming.netの2026年4月の実プレイレビューでも、夜間の照明や、広い範囲へ複数の発電機を配置する判断を取り上げている。道具を増やすほど、どの場所を同時に処理するかという考えどころも増える。Gaming.netのレビュー(英語)
水位の変化を見て、次の一手を決めよう
排水作業を組み立てるときは、次の順で現場を見ると理解しやすい。
- 入口を見る。 水がどこから流れ込み、どこへ溜まっているかを確かめる。
- 出口を探す。 排水口の詰まりを取り除き、水の逃げ道を確保する。
- 道具を配置する。 ポンプ、ホース、発電機を現場に合わせて組み合わせる。
- 変化を追う。 水位が下がった場所と、引き続き水が入る場所を見て配置を調整する。
浸水した街では、消火栓を工具で扱う作業もある。身近な設備へ手を入れる場面が、排水口掃除や機材配置と組み合わさる。

工事現場についてのプレイヤーの実践報告でも、外から入る水の誘導と、溜まった水をポンプで排出する作業を組み合わせる考え方が共有されている。現場や装備によって手順は変わるので、まずは流入と排出を別々に見ることから始めたい。工事現場の排水を相談するプレイヤー投稿(英語)
同じ投稿には、作業時間が装備や経験によって大きく変わったという声もある。広い現場へ進むときは、使える道具の種類と台数も確認しておこう。
日本語対応の一人用。まずは体験版で水の動きを見てみよう
- 機種:Windows PC/Steam
- 人数:1人
- 日本語:インターフェイス・字幕に対応。音声は英語
- 配信状況:2026年3月3日から早期アクセス。正式リリースは2027年を予定
- 通常価格:2,000円。購入時の価格はSteamで確認
- 体験版:Steamで配信
早期アクセス中は、道具や環境、調整内容が更新されていく。PCはWindows 10以降の64ビット環境が対象で、最低GPUにはGTX 1060 6GBまたはRX590が挙がっている。体験版で操作感と自分のPCでの動作を確かめてから選べるのはうれしいところ。価格・配信状況は2026年11月9日確認。
落ち葉を取り除く小さな作業から、ポンプを並べる大きな計画へ。水の行き先を考えるのが好きなら、まずは最初の排水口を開けに行こう。
画像出典:CodePeas/DrainSim公式Steamストア。© 2025 Kai Rövekamp. All rights reserved.



コメント