趣味でやっているスマホゲームの攻略WIKIを書き、公開から今で40日程経過しました。
WIKI公開から初月の収益が7万円を超えてまだまだアクセス数と収益は伸びています。
当記事ではゲーム攻略WIKIで月7万円稼いだ実体験から、2024年現在のゲーム攻略WIKIでの収益の現実について書きました。
私の運営している攻略WIKIサイトについて
収益化開始とサイトの公開から広告収入のみで1カ月で約7万円の収益をあげました。
3月の月間アクセス数はおよそ80万程 毎日3万程のアクセス数(PV)があります。
wikiwikiや@wikiなどのレンタルではなく、個人でサーバーとドメインをレンタルする形でのWIKIサイト運営です。 (PUKIWIKI)
2024年現在、個人でのゲーム攻略WIKIは稼げなくはない
タイトル通り、「稼げなくはない」です。
結論から言うと、稼ぐためだけに始めるのは本当におすすめしません。そのゲームが好きで、時間に余裕があり、新しいことに挑戦したりウェブサイト運営に興味がある場合にのみおすすめできます。
理由は単純で、詳しくは後述しますがこのような原因が多いです。
- 稼げる額に対してのかかる時間が割に合わない
- 時間を割いても人気になるのか分からない
- 既存の企業WIKIのSEOには勝てない
ブログやウェブサイトを書いた経験も、特別なコードやインターネットに関する知識も一切ない私でもいきなり稼げましたが、正直運が良かったとも言えます。
ゲーム攻略WIKIの収益化で検索すると否定的な意見や記事が多く見受けられます。
この記事にたどり着いた方は見たことがあるかもしれませんが、多くの記事では以下のような物があるかと思います。実際、殆どの事は正しいです。
- 企業系WIKIが強すぎる
- 広告を表示できるWIKIが少なく、Adsenseの審査そもそも通らない
- ゲーム攻略WIKIはそもそもの広告単価が低く、サーバー代で赤字になる
- 荒らしや管理が大変、Adsenseの規約違反になる
この4つの項目のうちいくつかは致命的で無視できない事ですが、一応稼ぐことは可能です。
稼げない理由としてよく挙げられる4つの問題と解決策
企業系WIKIが強すぎる
稼げない理由として最も多く言われている事の1つ 企業系WIKIが強すぎる
あらゆるゲームの攻略情報をまとめているいわゆる企業系WIKIと呼ばれるサイトのことです。
GoogleのSEO的な観点でも非常に強力で簡単に越すことは難しく、私の運営している攻略WIKIでも検索順位は企業WIKIに負けているページ数も多いです。
(平均順位2~3位)
ですが、一応はチャンスでもあります。
ゲーム攻略情報を求めている熱心なプレイヤーの中には、内容の薄い情報しか取り扱っておらずタイトルだけで釣るような企業系WIKIの情報を嫌っており検索エンジンに表示されていても避ける人は少なくありません。（しっかり書かれている企業Wikiも有ります）
最近は寧ろその傾向が強くなっているように感じます。
企業Wikiを省いて検索できるサービスも開発されています
ゲームの攻略情報を知りたい時に邪魔な企業Wikiを結果から排除できる「企業系攻略サイトを回避してググれるサイト」が超便利
Gigazineより引用
※検索順位を上げる為に企業系WIKIが行っている事は積極的に参考にするべきです
ずるい事をしているわけではなく、実際に優れたキーワードの選定や構成をしています。
個人WIKIはAdsenseの審査に通らない
デザインやテーマの変更等は殆どしておらず、完全個人での収益化可能なWIKIを使用して私は30記事程の状態でAdsense申請後7日程で1発で審査に通りました。
審査基準については通常のブログと同様であり、個人WIKIだから審査に通りにくい事は全く持って無く、Adsenseポリシーに定められている基準を守っていれば問題ないです。
- コンテンツ量
- 問い合わせフォームの充実
- 規約を違反している文言が無いか
以上の事を意識しました。
自信が無ければ、アクセス数や成果に応じて収益を分配してくれるWIKIサービスからレンタルするのも良いでしょう。
審査には1発で通りましたが私の書いているゲーム内では広告に関するコンテンツが多く、誤解ではありますがGoogleから一度警告が来ましたので注意が必要です。
ゲーム攻略WIKIはそもそもの広告単価が低く、サーバー代で赤字になる
ゲームの人気度によって変わりますが、サーバー代で赤字になることはまず無いです。
ゲーム攻略WIKI等は訪問者が明確に目的があって訪問する為、商品を買って貰ったりクリックして貰う可能性は低いため確かに広告単価は低いですが、その反面WIKIサイトはGoogleからの評価も高くアクセス数自体は稼ぎやすい為問題にはなりません。
サーバーとドメインは契約するサービスにもよりますが月600円程であり、毎月およそ5000PV程あれば達成可能です。
(PV=ページ表示回数)
荒らしや管理が大変、Adsenseの規約違反になる
本来のWIKI(皆が編集可能）の状態では荒らしやAdsenseの規約違反になる内容の書き込み、偽の情報等により運営が難しく最悪の場合では収益化剥奪となるので難しいです。
対策としては2つあります
- 権限を設定し、自分だけまたは信頼できるグループのみで編集可能にする
- 一部のページにのみ広告を表示させ、第三者が編集出来るページには広告を設置しない
1の方法
最新の情報や更新がある場合には作業は自分で行い、間違いや抜けがある場合には別の連絡手段を用意し訪問者様から情報を提供して頂きます 信頼できる人と一緒に行っても良いでしょう。
2の方法
表示できる広告の数も少なく、一部のページというのも変化のない管理者用ページ等になります。サーバー代の回収くらいなら可能です。
自分で手を加えずとも勝手に最新の情報を更新してくれ収益が入るのは夢がありますが、現実は荒らしの方が多く維持も大変でしょう。（人気なゲームならなおさら)
私の運営しているサイトでは広告を付けていない状態ですら荒らしが来てまともに機能しませんでした。
攻略WIKI運営での実際の難点
ここにあるものに対応出来てチベーションが尽きなければ無理なく続けられると思います。
- 情報収集に多くの時間が必要
- 無断転載、複製の対応を行う
- コメントの荒らし対策
情報収集に多くの時間が必要
実際のサイト更新作業自体は軌道に乗れば必要時間は少なく容易ですが、最新情報を取り入れたり質の高い記事を作るには勿論それなりに多くの時間が必要です。
企業WIKIや他のサイトに勝つためにも、空いた時間で皆の交流の場での会話内容から需要のあるページを考えたり、時には海外の情報を取り入れたり先行サーバーでの情報を収集する必要があります。
複製や無断転載の対応
無断転載をされると来るはずだった収益やアクセス、サイトの知名度が全て失われ最悪の場合は転載した人に収益を取られてしまいます。検索すると過去にこういった事での訴訟の事例は多いため企業等が露骨に行う事は殆ど無いですが、現実はどうでしょうね？
未だに個人間(ゲーム内で知名度のある方/Youtuber)では時間割いて作ったデータ等を、参照元やURLを綺麗に切り抜かれて共有されることは本当に多く、しっかり対応しなければいけません。
しっかりと無断転載を禁止する文言を書いておきましょう。
荒らし対策/コメント欄(任意)
サイトの改善や情報の提供のために訪問してくれた方から意見を聞くのが良いです。
私のサイトではコメント機能を開放していますが、やはりここにも荒らしは現れます。個人で運営するWIKIでは荒らしに対応する事が難しく、IPをblockしてもVPNで接続される為コメント欄を停止させる事以外完璧な対策方法現状無いです。
私は解決策として2つの事を行っています。
- サイト専用Discordサーバーを作る(意見交換、フィードバックを受ける場）
- コメント専用のページを作り、そこで意見を交換する（荒らし対策が用意）
それなりに多くの時間を取られる為、コメント機能を解放しないのも手ではあります。
作業量/実働時間
WIKIとしての初期設定 基礎や必要な情報、内容が整うまでに毎日3時間程作業をしておよそ3週間程かかりました。 必要なプラグインや設定、枠組みを作るのが少し時間がかかります。
ある程度アクセスが集まって知名度が上がれば見に来てくれた方がゲームの情報提供をしてくれたり、間違いを指摘してくれます。
その後は新しい追加コンテンツ等があるたびに更新するだけので1週間に合計で3～5時間程
個人WIKIを運営するにあたって最もハードルが高いのが初期設定や基礎の構築だと思います。必要なプラグインを入れなければ非常に使いづらい状態です。
正直、稼ぐためには全くおすすめしない
時間が沢山あり、ゲームが本当に好きで新しいことに挑戦してみたい方にのみおすすめできます。
稼ぐためにやるべきではありません。
ですが、最初は稼ぐために挑戦してみた結果意外にも楽しく今でもやり甲斐を感じていて、コミュニティと周りの皆様には非常に感謝しています。
そのことについては別の記事で詳しくまとめたので是非一読ください。
挑戦してみたい方には以下でWIKI作成向けのサーバーを紹介してるので、是非参考にしてみてください。
実際に始めるにあたっての費用
始めるにあたってまずサーバーを契約し、次にWIKIをインストールしないといけません。
収益化可能なWIKIを用意
収益化可能なWIKIは知っている限りでは私の知る限りでは3つで全てWIKIのインストールは無料です。
- MediaWIKI
- DokuWIKI
- Pukiwiki
私が使用しているのもPukiwikiです。日本語の情報は少ないですが、3つの中で最も軽量でプラグインをしっかり導入すると他の物と同様に使いやすくなると思います。
次の項目で説明しますが、サーバーには面倒なWIKIの初期インストール、配置を自動で行ってくれるオプションサービスも存在します。
レンタルサーバーとドメインを契約
有料のサーバーとドメインの2つが必要になります。
月700円前後の物が多いですが、最低でも6か月契約からが基本となる為1万円近くの金額を支払う必要があります。
キャンペーンを使うのが非常に重要になってきますので、現在契約中の2つのサーバーを紹介します。
WIKI運営でのレンタルサーバーとドメインは何がおすすめ？
殆どのサーバーレンタルサービスは6か月～12カ月以上の契約が基本であり、毎月600円前後で3000～6000円を一括で最初に支払う必要があります。
レンタルサーバーには国内外問わず豊富な種類が有りますが、知名度が有り国産でガイドが充実していればどれも大差ないです。悩んでいて困ったらこれから紹介する2詰のサーバーのどちらかで良いです
値段やサービスに細かい違いは有りますが、サイト運営に慣れ、様々なサーバーの特色を把握している現在でもずっとこの2種類を使っています。
私の場合は攻略WIKI用に最初に契約したサーバーがロリポップ
複数サイト作成に力を入れようと思ってブログ用に契約したのがエックスサーバーです。
何方のサーバーも同時接続者1000人時でも一切遅延や影響が無く、バックアップや容量にも余裕があり日本語サポートも充実しています。慣れない方こそ、王道のサーバーが良いでしょう。
サーバーのメリット、デメリット比較
※アフィリエイト広告を使用しています
| 契約しているサイト | サーバー名 | 費用 | ドメイン無料 | メリット | デメリット | 備考 |
| ワードプレスブログ | エックスサーバー | 693円～ | サーバー契約と一緒にドメイン2つ無料 | ・複数ドメイン管理に優れている ・Pukiwiki自動インストール機能がある ・UIが洗練されていて非常に分かりやすい | ・ロリポップと比べ、初めてのサイト運営用としては少し値段が高い ・機能が多すぎる故にメリットを使いこなせないかもしれない | 複数ドメインに対応しているため、複数サイトを運営しサイト作成をがっつりやりたいならこれ |
| 個人攻略ゲームWIKI | ロリポップ！ | 550円～ (最安プラン99円) | サーバー契約と一緒にドメイン2つ無料 | ・初めてのサイトに最適 ・業界内でも安価。まずは99円のプランで挑戦できる ・必要な機能は全て揃っており簡潔 | ・UIが少し古くて見づらい ・複数ドメイン管理には少し不便 ・上級者向けの設定は制限されている | 値段が安く、必要な機能が簡潔 初めてのサーバー契約に最もおすすめ！ |
エックスサーバー
特徴
中級者～上級者向けのサーバーという印象 複数サイト運営をするならエックスサーバー
- 中級者～上級者向けのサーバー
- 初めてのサーバー契約には少し値段が高い
中級者～上級者向けのサーバー
管理画面やUIが非常に見やすく様々な設定が行える。セキュリティ設定もロリポップより詳細に設定可能。
複数のサイト（２つ以上）等を同時に運営してがっつりやりこむ予定があるならば最有力。
運営サイトが増えてきたので、ロリポップからエックスサーバーにサーバー移転しました。それなりに複雑だったので最初から複数サイト運営予定がある方には最もおすすめです！
初めてのサーバー契約には少し値段が高い
初めてのサイト作成であればサーバーの契約費用は非常に重要になってきます。
私も中々決断できませんでした。最低でも6か月～12カ月の契約が基本となる為、最初の契約時にまとめて1万円程かかる為です。
初めてのサイト作成ではサーバー代を稼げるか不安な点の1つですね。
ロリポップ
独自ドメインがずっと無料！国内シェアNo.1【ロリポップ！】
特徴
すくない金額から始められて初めてのサーバー契約に最もおすすめなのがロリポップ！
安いからといって機能で劣ることは何もない
- 安価で初めてのサーバーに敷居が低くおすすめ！
- 簡潔で分かりやすい機能が充実
- UIが少し見づらい
値段が安く初めてのサーバーに敷居が低くおすすめ！
私が初めて契約し、今でもWIKI運営用に使っているサーバーです。
初めてのサーバー契約の時は費用が心配でしたが、まずは一番安いプランから試す事も出来てサイト作成の第一歩になります。
おすすめはハイスピードプランで、キャンペーンも多くやっていますね。月間PVは80万程有りますが一度も問題が発生したことも無く、非常に読み込みも早いです。
安いからといって劣っていることはありません！
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